MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店
開催日時:2015年07月10日(金) ~
■開催日時:2015年7月10日(金)18:00開場 18:30開演
■場所:7階喫茶コーナーにて。
■入場料1000円(ワンドリンク含)
■定員:40名
■受付:ご予約が必要です。7Fカウンター、もしくは、お電話にてご予約承ります。
ゲスト:池谷薫(映画監督)、小野正嗣(作家)
7月18日より渋谷シアター・イメージフォーラムにて公開される映画『ルンタ』は、非暴力の闘いに込められたチベット人の心を描く衝撃のドキュメンタリーです。本作の公開を記念して、小説家の小野正嗣さんと『ルンタ』監督の池谷薫さんによるトークショーを開催します。チベットとはどんなところなのか、 仏教の教えを守るチベット人の暮らしとは、そして、そのチベットで今何が起きているのか……。小野さんが『ルンタ』を観て感じたこと、疑問に思ったことを池谷監督にぶつけていく中で、神秘のベールに包まれたチベットの素顔が浮かび上がっていきます。暴力の連鎖に世界が苦しみ、問題解決の糸口さえ見出せない今、徹底した非暴力の姿勢を貫くチベット人の生き方に何か大切なヒントが隠されているのでは? お二人のスリリングなトークをお楽しみください!
*映画『ルンタ』は2015年7月18日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラム他にて公開
http://lung-ta.net
●出演者
池谷 薫(いけや・かおる)
1958年、東京生まれ。NHKスペシャルなど数多くのテレビドキュメンタリーを演出。初の劇場公開作品となった『延安の娘』(02年)は文化大革命に翻弄された父娘を描き、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞ほか多数受賞。2作目の『蟻の兵隊』(06年)は中国残留日本兵の悲劇を描き、記録的なロングランヒットとなる。東日本大震災からの復興を描いた『先祖になる』(12年)は、ベルリン国際映画祭エキュメニカル賞特別賞、香港国際映画祭グランプリ、文化庁映画賞の大賞を受賞。著書に『蟻の兵隊 日本兵2600人山西省残留の真相』(新潮社)、『人間を撮る ドキュメンタリーがうまれる瞬間(とき)』(平凡社、日本エッセイスト・クラブ賞受賞)。
小野正嗣(おの・まさつぐ)
1970年、大分県生まれ。作家、立教大学准教授(創作論、現代フランス語圏文学)。文学博士(パリ第8大学)。著書に、『にぎやかな湾に背負われた船』(朝日文庫、第15回三島由紀夫賞)、『マイクロバス』(新潮社)、『夜よりも大きい』(リトルモア)、『浦からマグノリアの庭へ』(白水社)、『獅子渡り鼻』(講談社)、『九年前の祈り』(講談社、第152回芥川賞受賞)など。訳書に、マリー・ンディアイ『ロジー・カルプ』(早川書房)など。最新作は、『残された者たち』(集英社文庫)、短編集『水死人の帰還』(文藝春秋)。
お問い合わせ先 MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店
電話:03-5456-2111