雑誌や広告、写真集などでの撮影、特にポートレイトのジャンルで活躍を続ける写真家桑島智輝さんが、その妻で俳優の安達祐実さんを日々撮り続けた写真集「我我(がが)」(青幻舎)の発売を記念して、刊行記念イベントを開催します。
ゲストには写真家の平間至さんをお招きします。
「これはいったい誰の写真集なんだろう?」
これは平間さんが本書に寄せた寄稿文の冒頭の一文です。
平間さんは「写真表現とは、被写体を題材に撮影者の内面を伝えること。」という話を写真のワークショップでよくされるそうです。その点、女優という存在は最も強い被写体の一つで、そんな被写体を撮ってしまうと通常は写真家の写真ではなくなってしまいます。
ところが本書の写真は、安達さんの存在感を桑島さんの写真が上回っていると、平間さんは言います。
それが意味することはどういうことなのか?
女優を撮影することとは?
家族を撮影することとは?
ポートレイトの名手であり、自身も写真館を運営し家族の写真を日々撮っている平間さんという大先輩相手の本気の写真談義。聞き手に本書のデザインを手がけた、デザイナーの町口景さんをお迎えし、熱いトークをさらに盛り上げてくれます。
当日9月14日は安達さんの誕生日ということで、本人からのビデオメッセージの上映も予定しております。
イベント終了後には桑島さんによるサイン会も開催しますので、
皆さま奮ってご参加ください。
【9月10日追記】
急遽、イベントに安達祐実さんが駆けつけてくれることになりました!!
イベント前半は上記内容のトーク、後半は本書の被写体である安達さんを交えたトークになります!
9月14日は安達さんの誕生日でもあります。
イベント参加者で、本の完成と安達さんの誕生日をお祝いしましょう!
イベント終了後には桑島さんによるサイン会も開催しますので、皆さま奮ってご参加ください。
(※安達さんはサイン会には参加されませんのでご了承ください)。
【プロフィール】
桑島智輝(くわじま・ともき)
1978年 岡山県岡山市生まれ。カメラマン。
2002年に武蔵野美術大学卒業後、鎌田拳太郎氏に師事。
04年に独立後、雑誌やタレント写真集、広告で活躍している。
13年に、約2年半の安達祐実を収めた写真集「私生活」を発表。
14年に結婚。今でも毎日、安達を撮影し続けている。
不定期で更新している安達のオフィシャルwebの写真がネットで話題に。
平間至(ひらま・いたる)
1963年、宮城県塩竈市生まれ。
日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家イジマカオル氏に師事。
躍動感のある人物撮影で、今までにないスタイルを打ち出し、写真から音楽が聞こえてくるような作品により、多くのミュージシャン撮影を手掛ける。
2006年よりゼラチンシルバーセッションに参加、2008年より「塩釜フォトフェスティバル」を企画・プロデュース。
2009年から2017年までレンタル暗室&ギャラリー「PIPPO」をオープンし、多彩なワークショップを企画する等、フィルム写真の普及活動を行っている。
2012年に塩竈にて、「GAMA ROCK」を立ち上げる。
2015年に東京・三宿に平間写真館TOKYOをオープンした。
2018年には平間至写真展「Still Movies」で和歌山、京都、東京、新潟のカフェで巡回展示を行う。
安達祐実(あだち・ゆみ)
1981年東京都生まれ。
2歳でモデルデビューした後、子役としてCMやドラマで活躍。
13歳の頃にドラマ「家なき子」に主演し、一躍脚光を浴びる。
以降、現在にいたるまでドラマ、映画など幅広く活躍中。
日程 / 2019年9月14日 (土)
時間 / 19:00〜20:30 開場 18:30〜
料金 / 1,500円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室