2019年10月21日(月)

青土社50周年記念 トークイベント第一弾『贈与論 資本主義を突き抜けるための哲学』(青土社)刊行記念 岩野卓司さん × 栗原康さんトーク&サイン会「”共に生きる”は”与える”からはじまる」

この9月に、哲学者・岩野卓司さんの主著となる本が刊行されます。フランス思想における贈与の概念を思想史的にたどり、贈与のもつ未来への可能性を初めて多角的に考察した『贈与論 資本主義を突き抜けるための哲学』。この刊行を記念し、政治学者・栗原康さんをお迎えして、トークイベントを開催いたします。見返りを求めない「与える」の思想は、行き過ぎた「カネによる支配」を突破することはできるのだろうか。そしてフランス思想の枠をこえて、贈与を軸にしたあたらしい人間関係をわたしたちはつくりだすことができるだろうか。

≪プロフィール≫
岩野卓司(いわの・たくじ)
明治大学大学院教養デザイン研究科長・教授。専門は思想史。著書に『贈与の哲学 ジャン=リュック・マリオンの思想』(明治大学出版会、2014)、訳書にドゥニ・オリエ『ジョルジュ・バタイユの反建築 コンコルド広場占拠』(共訳、水声社、2015)などがある。留学時代はパリの屋根裏部屋で貧乏生活をしていた。

栗原康(くりはら・やすし)
1979年、埼玉県生まれ。アナキズム研究。著書に『大杉栄伝』(夜光社)、『村に火をつけ、白痴になれ:伊藤野枝伝』(岩波書店)、『はたらかないで、たらふく食べたい』(タバブックス)、『現代暴力論』(角川新書)、『死してなお踊れ:一遍上人伝』(河出書房新社)、『アナキズム』(岩波新書)など。長渕剛とビールが好き。

開催日時:2019年10月21日(月) 19時00分~(開場18時30分)
開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール
参加費: おひとり様1,000円(要予約)
予約方法:メール・店頭・電話

・メールでご予約の場合
こちらのリンク先専用応募フォームからお申し込みください。

・店頭または電話でご予約の場合
イベント名・お名前・電話番号・参加人数をお知らせください。
ご予約受付電話番号:03-3291-5181

※当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて係員にご提示いただきますのでそのままお持ちください。
※6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくのはご遠慮ください。
※会場での書籍のご購入は現金のみの対応となっており、クレジットカード・図書カード・電子マネー等でのお支払いはできません。また、東京堂のポイントカードへのポイント付与もできませんので予めご了承ください。
※やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話またはメール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。

イベント情報の詳細はこちら