2015/07/14(火)
「7月20日に閉店するリブロ池袋本店で、ぜひ何かイベントを!」安田登さんのありがたい一言から、このトークイベントが企画されました。
夏目漱石の幻想怪奇小説といってもいい『夢十夜』は、能楽の影響を強く受けて書かれ、また『怪談』の小泉八雲も、その晩年には能楽の英訳を試みました。
能楽で結ばれたこのふたりですが、熊本五校、東京帝大と英語教師としての前任・後任、英語でも結ばれていました。そして実はふたりの物語にも共通性があるのです。
トークのお相手は浪曲師の玉川奈々福さん。参加は無料のイベントですので、直接会場までお気軽にお越しください(立ち見になります)。当日、何かが起こるかも?
日時:7月14日(火)午後7時30分~
会場:西武池袋本店書籍館2階リブロ池袋本店特設会場
参加料金:無料(立ち見になります)
お問合せ:リブロ池袋本店 03-5949-2910
【プロフィール】
下掛宝生流(ワキ方)能楽師、Rolf Institute公認ロルファー。ワキ方として東京を中心に能の舞台を勤めるほか、さまざまなパフォーマンスの作・演出・出演をする。広尾での寺子屋をはじめ日本全国で『論語』や能を学ぶ寺子屋を開催。著書『あわいの力(ミシマ社)』『日本人の身体(ちくま新書)』『異界を旅する能(ちくま文庫)』『肝をゆるめる身体作法(実業之日本社)』など多数。
玉川 奈々福 (たまがわ・ななふく)
浪曲師・曲師(浪曲三味線)。平成7年、二代目玉川福太郎に曲師として入門。師の勧めにより平成13年より浪曲師としても活動。平成18年本橋成一監督作品『ナミイと唄えば』出演。同年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目。さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作浪曲も手掛け、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。かに座のO型。賞罰、なし。