森永博志。
その名前を知らなくても、森永さんが手がけた仕事、残したものを見れば、どれだけ彼が日本のカルチャーに影響を与えたか分かるはずです。
創刊当時の『POPEYE』『月刊PLAYBOY』『BRUTUS』、そして『月刊小説王』『SOTOKOTO』『エスクァイア』『フォーライフマガジン』。ツアーパンフレットや写真集の数々、スネークマンショーのカセットブック、NHK-FMのラジオ番組『サウンドストリート』、上村一夫の劇画集、フィフティーズ・ブーム……ほんの一部を紹介しただけでも、とても一人の人間が手がけた仕事の量とは思えません。
あるときは、作家、
あるときは、作詞家、
あるときは、イラストレーター、
あるときは、コピーライター、
あるときは、ディスクジョッキー。
そして、あるときは、編集者。
交友関係も並外れています。ユーミン、堀内誠一、後藤由多加、泉谷しげる、吉田拓郎、 井上陽水、坂本龍一、ムッシュかまやつ、布袋寅泰、矢沢永吉、江口洋介、福山雅治、田名網敬一、大竹伸朗、立川直樹、山崎眞行、ハービー・山口、アンディ・ウォーホル、イヴォン・シュイナード、角川歴彦など一部を並べるだけでも、その幅広さがうかがいしれます。
今回発売された、森永さん初の自伝的小説『あの路地をうろついているときに夢見たことは、ほぼ叶えている』の舞台は、1970年代の渋谷、原宿、下北沢。そこで一体何が起こっていたのでしょうか。
本イベントでは、無尽蔵のエネルギーで日本のカルチャーを牽引し続けてきた森永博志さんの膨大な活動を、同じく編集のプロフェッショナルであり、著書『東京の編集』で同時代の名編集者11人のひとりとして森永さんを取材した菅付雅信さんをお迎えして、日本の若者文化に与えた影響などを含めて解説していただきます。
「伝説の編集者」に会える、またとない機会です。出版・メディア関係者なら必見の内容となること間違いなしです。ぜひお越しください!
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出演 _
森永博志(編集者/作家)
菅付雅信(編集者)
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時間 _
20:00~22:00 (19:30開場)
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場所 _
本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F -
入場料 _
1500yen + 1 drink order