取材した事実を広く人々にも伝えるジャーナリズムと、学術的に訓練された専門家が普遍的な真理を追究するアカデミズムは、それぞれ別のものと考えられ、時には反目することもあります。
しかしそれは本当でしょうか。これからの社会では、ジャーナリズムとアカデミズムが互いに補い合うことがよりいっそう求められているはずです。
ジャーナリスト、評論家、大学教授と多彩な顔を持つ武田徹さんと、大宅壮一ノンフィクション賞とサントリー学芸賞を受賞したノンフィクションライターの渡辺一史さんが、アカデミック・ジャーナリズムの可能性について語ります。
※会場にて、武田徹さん、渡辺一史さんの著作を販売します。ご希望の方にはサインも入ります。
「プレミアム・ミニトーク」は、サントリー文化財団の設立40周年を記念して、東京と大阪で開催する、第一線の研究者と読者との交流イベントです。
【プロフィール】
武田徹(たけだ とおる)
ジャーナリスト、評論家、専修大学文学部ジャーナリズム学科教授。
1958年東京都生まれ。国際基督教大学大学院比較文化専攻博士課程修了。
80年代半ばからジャーナリストとして活動。専門は社会学、メディア論。
サブカルチャーの流行現象を論じた800ページを超える著書『流行人類学クロニクル』で2000年にサントリー学芸賞を受賞。
その他、『なぜアマゾンは1円で本が売れるのか』、『日本語とジャーナリズム』、『日本ノンフィクション史』 など多数の著書がある。
東京都在住。
渡辺一史(わたなべ かずふみ)
ノンフィクションライター。
1968年名古屋市生まれ。
北海道大学文学部を中退後、北海道を拠点に活動するフリーライターに。
2003年に刊行した『こんな夜更けにバナナかよ』で大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞を受賞したほか、2018年には大泉洋主演で映画化され話題となる。
また、2011年に刊行した『北の無人駅から』でサントリー学芸賞、地方出版文化功労賞などを受賞。他の著書に『なぜ人と人は支え合うのか』など。
札幌市在住。
日時 / 2019年9月30日 (月) 19:00~20:30 (開場時間18:00)
会場 / 本店 8F ギャラリー
参加費 / 無料 ※ただし、開催当日、参加対象書籍1冊以上のご購入が必要となります。
主催 / サントリー文化財団・八重洲ブックセンター
募集人員 / 参加定員 : 80名(お申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法 / 下の「予約受付カレンダー」で9/30(月)19:00の当イベントを選択していただき、お申し込みフォームにご記入のうえご送信ください。
予約完了メールをご返信いたします。
※「ybc-ev@yaesu-book.co.jp」からの予約完了メールを受け取れる状態にしておいてください。
※開催当日、参加対象書籍1冊以上のご購入が必要となります。
▼参加対象書籍:開催当日、当店8階で販売する、武田徹さん、渡辺一史さんの著作、またはサントリー文化財団関連書籍(『高坂正堯と戦後日本』、雑誌「アステイオン」他)を1冊以上。
★八重洲ブックカードゴールド会員の方は、ご予約のみでご入場いただけます。ご入場の際にゴールドカードをご提示ください。