2019年10月22日(火)

【立教大学文学部書店】長谷川修一 × 加藤喜之トークイベント「聖なる書物を読むということ」

【ジュンク堂 池袋本店】
「本を読む」という行為のもっとも古いかたちのひとつに、宗教の聖典として読むというものがあります。
ユダヤ教にはじまり、キリスト教、そしてイスラムの社会において聖典として読まれてきたヘブライ語聖書(いわゆる『旧約聖書』)。
この書物を聖典とする理由はどこにあるのでしょうか。
また、近代社会はこの書物の聖典としての権威を疑うことから始まったといってもよいのですが、それにはどのような経緯があったのでしょうか。
今回はこうした問いや「預言者」「モーセ」「国家権力」などのキーワードを念頭におきつつ、文学部キリスト教学科の教員二人とともに聖書解釈にまつわるお話をしていきたいと思います。

【プロフィール】
立教大学文学部キリスト教学科 長谷川 修一 教授
テル・アヴィヴ大学博士課程修了(Ph.D)。
ヘブライ語聖書の描く世界とヘブライ語聖書が形成された世界を、文献学と考古学という二つの手法を使って探っている。
主著に『聖書考古学』『旧約聖書の謎』『謎解き聖書物語』など。

立教大学文学部キリスト教学科 加藤 喜之 准教授
2013年、米国プリンストン神学大学院大学で博士課程修了(Ph.D取得)。
専門領域は、西欧初期近代の思想史、また宗教哲学。
著作に、「スピノザと悪の問題―神学・政治的な解決策」『宗教研究』第93号(2019年)、「デカルト哲学をめぐる対立―ヨハネス・クラウベルクとバルーフ・スピノザ」『スピノザーナ』第16号(2018年)、『記憶と忘却のドイツ宗教改革―語りなおす歴史 1517-2017年』 (共著、ミネルヴァ書房、2017年)などがある。

開催日時:2019年10月22日(火) 19:30~
会場:ジュンク堂書店池袋本店 9Fギャラリースペース

★入場料は無料です。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)

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ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5

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