「 日蓮主義とはなんだったのか 」(講談社)本体3,700円
▼内容紹介
高山樗牛、宮澤賢治らの心をとらえ、石原莞爾や血盟団の行動を促した日蓮主義とはいかなるものだったのか?
帝国日本の勃興期に「一切に亘る指導原理」を提示し、国家と社会と宗教のあるべき姿(仏教的政教一致)を鼓吹した二大イデオローグ=田中智学と本多日生の思想と軌跡を辿り、それに続いた者たちが構想し、この地上に実現しようと奮闘したさまざまな夢=仏国土の姿を検証する。
現代日本にまで伏流する思想水脈を問う大著。
日時:令和元年10月30日(水)18時30分~(開場18:00)
会場:ハロー会議室神保町8階
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-10 新駿河台ビル8階
(当店の斜め向かいのビルで1階にMt.石井スポーツ神田本館様があります)
トーク&サイン会には参加券が必要です。
9月25日以降に当店にて「日蓮主義とはなんだったのか」(講談社/本体3,700円)をご購入、もしくは参加料500円(本体価格)をお支払の先着50名様にトーク&サイン会参加券を差し上げます。
参加ご希望の方はお電話でご予約ください。
ご予約お電話:03-3233-3312(午前10時~午後8時・おかけ間違いにご注意ください。)
※トーク終了後ご希望の方はサイン会に参加できます。
3名とも著書(既刊本可/2冊まで)をお持ち頂ければサインいたします。
是非この機会にご参加くださいませ。
【プロフィール】
大谷栄一(おおたに・えいいち)さんプロフィール
1968年、東京都生まれ。
東洋大学大学院社会学研究科社会学専攻博士後期課程修了。博士(社会学)。
(財)国際宗教研究所研究員、南山宗教文化研究所研究員を経て、現在、佛教大学社会学部教授。
専攻は宗教社会学・近現代日本宗教史。
明治期以降の「近代仏教」の展開や、現代の宗教者や宗教団体がおこなう社会活動、「地域社会と宗教文化」の関係を研究している。
著書に『近代日本の日蓮主義運動』(法藏館/日本宗教学会賞、中村元賞受賞)、『近代仏教という視座―戦争・アジア・社会主義』(ぺりかん社)、『人口減少社会と寺院―ソーシャル・キャピタルの視座から』(共著、法藏館)、『ともに生きる仏教―お寺の社会活動最前線』(編著、ちくま新書)などがある。
原武史(はら・たけし)さんプロフィール
1962年、東京生まれ。
早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本経済新聞社に入社、東京社会部記者として昭和天皇の最晩年を取材。
東京大学大学院博士課程中退。
東京大学社会科学研究所助手、山梨学院大学助教授、明治学院大学教授を経て、現在、放送大学教授。
専攻は日本政治思想史。
『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社選書メチエ/サントリー学芸賞受賞)、『滝山コミューン一九七四』(講談社文庫/講談社ノンフィクション賞受賞)、『皇后考』(講談社学術文庫)、『大正天皇』(朝日文庫/毎日出版文化賞受賞)、『昭和天皇』(岩波新書/司馬遼太郎賞受賞)、『平成の終焉』(岩波新書)など著書多数。
安藤礼二(あんどう・れいじ)さんプロフィール
1967年、東京都生まれ。
文芸評論家、多摩美術大学美術学部教授。東京大学総合文化研究科客員教授。
早稲田大学第一文学部卒業。大学時代は考古学を専攻。
出版社の編集者を経て、2002年、「神々の闘争――折口信夫論」で群像新人文学賞優秀作を受賞、批評家としての活動をはじめる。
2006年、『神々の闘争 折口信夫論』(講談社)で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
2009年、『光の曼陀羅 日本文学論』(同)で大江健三郎賞と伊藤整文学賞を受賞。
2015年、『折口信夫』(同)で角川財団学芸賞とサントリー学芸賞を受賞。