2019年11月9日(土)

ニール・ヒンディさん × 長谷川雅彬さんトークイベント 『世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること』

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経済や市場がすでに成熟期を迎え、人の趣味・嗜好も移ろいやすい中で、これまでのように技術や合理性を高め、データを積み上げてモノやサービスをつくっていても、なかなか売れない……。
これは、多くのビジネスパーソンがいま、ひしひしと感じている悩みではないでしょうか。

この閉塞した状況を突破するための一つの答えとして、いま最も注目されているのが「アート」の力です。
アップル創業者のスティーブ・ジョブズは、大学でカリグラフィー(美術書道)を学び、Google元副社長で米Yahoo! 元CEOのマリッサ・メイヤーは、プロの芸術家だった母親からアートの手ほどきを受けていたといいます。
Airbnbの創業メンバー3人のうち2人は、米国最高峰の美術大学といわれるロードアイランド・スクール・オブ・デザインの出身者です。

このように、最先端のIT企業の経営者に、アートの素養を持った人が意外なほど多いことは、欧米では少しずつ知られるようになってきました。
スペインのマドリードにキャンパスを持ち、常に欧州トップ10にランクされるビジネススクールである「IEビジネススクール」で教鞭を執るニール・ヒンディ氏は、これまで「アーティストの思考法やモノの見方」を組織に取り入れるための手法を研究してきました。
モノやサービスに「新しい価値」を加えるこの具体的な方法論について、同校で教えられている内容を一冊にまとめ、世界に先駆けて刊行した書籍が『世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること』です。

今回のイベントでは、いずれもスペイン在住の著者ニール・ヒンディ氏および監訳者の長谷川雅彬氏の来日を記念して、関西では初の「ビジネス×アート」の特別授業を開講いたします。

【登壇者プロフィール】
ニール・ヒンディ(Nir Hindi)
イスラエル・テルアビブ出身。起業家。
アートの世界の実践やプロセス、テクニックをもとにイノベーションと創造性に関するトレーニングを提供し、ビジネスと起業家精神にアートの思考を融合するThe Artianの創業者。
現在、スペイン国王フアン・カルロス1世によって設立され、同国内でイノベーションを促進する組織である「コテック」の100人のエキスパートの1人であり、マドリードにある欧州を代表するビジネススクールの一つであるIEビジネススクールの客員教授、デザインスクールIstituto Europeo di Designの客員講師を務める。
複数のアート&テック関連イベントの創始者であり、国際的なスタートアッププログラムのメンターでもある。

長谷川雅彬(はせがわ・まさあき)
アーティスト・作家。
スペインのErretres Strategic Design Companyデザインエヴァンジェリスト、ロシアのContemporary Museum of Calligraphy大使を務める。
アーティストとして欧州を中心に活動しており、2018年10月にはマドリードにて世界最大のカリグラフィー作品(1800平方メートル)を制作。
英語・スペイン語でも創造性に関する執筆と講演活動を行なっている。
日本では『自分が信じていることを疑う勇気』などの著書があり、総合格闘家や投資ストラテジスト。

会期 / 2019年11月9日(土)
定員 / 20名
時間 / 19:15~20:30(開場19:00)
場所 / パークプラザ3階 会議室1
主催 / 京都岡崎 蔦屋書店
参加費 / 1,200円、又は、書籍付き2,500円
協力 / クロスメディアパブリッシング
申込 / 075-754-0008
問い合わせ先 / 京都岡崎 蔦屋書店(075-754-0008)

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