11月7日発売『痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学』(エトセトラブックス)刊行を記念してトークイベントを開催いたします。
著者は、元警察官という経歴をもつ、社会学・ジェンダー研究者の牧野雅子さん。
日本社会の「痴漢」への意識を読みといた、いま必読の一冊です。
今回は、数年前から漫画やエッセイで、痴漢について数々の問題提起をしてきた田房永子さんをお招きし、痴漢を語れば見えてくる、日本社会のいびつさについて、おふたりで徹底的に語っていただきます。
なぜ減らないのか、どうしてこんなに軽く扱われる犯罪なのか、あの駅の痴漢ポスターは一体なんのか…etc.
問題が山積みすぎて、一時間半では語り尽くせないかもしれない「痴漢」について、みなさんと一緒に考えます。どうぞお運びください。
【プロフィール】
牧野雅子(まきの・まさこ)
1967年富山県生まれ。龍谷大学犯罪学研究センター博士研究員。
警察官として勤めたのち、 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。
博士(人間・環境学)。 専門は、社会学、ジェンダー研究。
著書に、『刑事司法とジェンダー』(インパクト出版会)、 『生と死のケアを考える』(共著、法藏館)がある。
田房永子(たぶさ・えいこ)
1978年東京都生まれ。漫画家、ライター。
2001年第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞。
母からの過干渉の苦しみと葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)を12年に刊行、ベストセラーに。
他に、『ママだって、人間』(河出書房新社)、『「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました』(大和書房)など著書多数。
日程 / 2019年11月23日 (土)
時間 / 14:00~15:30 開場 13:30~
料金 / 1,540円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室