2019年11月9日(土)

森田邦久 × 平井靖史トークイベント「時間論~哲学と物理の化学反応~」 『<現在>という謎』(勁草書房)刊行記念

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好評を博したシンポジウム「『現在』という謎~時間の空間化とその批判~」では、物理学者と哲学者が、時間をめぐる問題意識の違いをぶつけ合いました。
その内容にさらなる議論を重ねて、哲学者と物理学者が真正面から「現在」を論じ合った、唯一無二ともいえる時間論集が『<現在>という謎』です。

いま、この瞬間、私たちは「時間の流れ」をありありと感じています。
しかし、自然科学における時間の扱いは、哲学者にとってこの「ありありとした現在」を否定し、時間を一変数として「空間化」しているように映ります。
そうした捉え方の違いにはどういう意味があるのでしょうか。

今回は、人文学サイドから、科学哲学を専門とする本書編者の森田邦久さんと、ベルクソン研究で知られる平井靖史さんにご登壇いただき、本書の内容をかみ砕いてお話いただきながら、「時間」そして「現在」をめぐる研究の世界へとナビゲートいただきます。

【参加条件】
代官山 蔦屋書店にて、対象商品をご予約・ご購入頂いたお客様がご参加いただけます。

【お申込み方法】
以下の方法でお申込みいただけます。
①代官山 蔦屋書店 店頭 (1号館1階 レジ)
②お電話 03-3770-2525 (人文フロア)
③オンラインストア

【対象商品】
イベント参加券 1,600円(税込)

【ご注意事項】
*参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前から入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。

【プロフィール】
森田邦久 (もりた・くにひさ)
大阪大学大学院人間科学研究科准教授。
大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了、同大学院文学研究科博士後期課程修了。
博士(理学)、博士(文学)。専門は科学哲学・分析哲学。
主な業績に、著書『理系人に役立つ科学哲学』(化学同人、2010年)、『量子力学の哲学:非実在性・非局所性・粒子と波の二重性』(講談社、2011年)、『アインシュタインvs. 量子力学:ミクロ世界の実在をめぐる熾烈な知的バトル』(化学同人、2015年)など。

平井靖史 (ひらい・やすし)
福岡大学人文学部教授。
東京都立大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程単位取得満期退学。修士文学)。
専門は近現代形而上学。
主な業績に、『ベルクソン『物質と記憶』を再起動する:拡張ベルクソン主義の諸展望』(藤田尚志・安孫子信との共編著、書肆心水、2018年)、論文「心と記憶力:知的剏造のベルクソンモデル」(『人工知能 特集 意識とメタ過程』33巻4号、2018年7月、pp.508-514)、翻訳『時間観念の歴史:コレージュ・ド・フランス講義 1902-1903年度』(アンリ・ベルクソン著、藤田尚志・岡嶋隆佑・木山裕登との共訳、書肆心水、2019年)など。

会期 / 2019年11月9日(土)
定員 / 70名
時間 / 19:30~21:30(15分前に開場)
場所 / 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
主催 / 代官山 蔦屋書店
共催・協力 / 勁草書房
問い合わせ先 / 03-3770-2525

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オンラインショップでの受付2019年11月7日(木)午前9時の受注分までとさせていただきます。

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