2015年8月27日(木)

今井一さん『「解釈改憲=大人の知恵」という欺瞞:九条国民投票で立憲主義をとりもどそう』トークイベント

MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店
開催日時:2015年08月27日(木)19:00 ~ 2015年08月27日(木)21:00

多くの学者や市民の反対にもかかわらず、解釈改憲による安全保障法制案は衆議院を通過。
これは立憲主義をないがしろにするもので、断じて許されないという声が高まっています。
しかし私たちはこれまで、「戦争放棄・軍隊不保持」を謳う9条を是としながら、
歴代政権が進める再軍備のための解釈改憲を「大人の知恵」として受け容れてきた面があります。
そういった「大人の知恵」はもうもたないのではないでしょうか。 国会での発言が大きな話題となった憲法学者、社会問題に関心が高い人気ラジオパーソナリティ、
国民投票に詳しいジャーナリストという異色の顔合わせで、
立憲主義をどうやってとりもどすかを、考えます。

講師紹介

【小林 節】こばやし・せつ 1949年生まれ。慶應義塾大学名誉教授。憲法学専攻。6月4日の衆院憲法調査会で参考人として、安保法制案について違憲と言明、大きな波紋を呼んだ。著書に『憲法改正の覚悟はあるか:主権者のための「日本国憲法」改正特別講座』(ベストセラーズ、2015年)、『タカ派改憲論者はなぜ自説を変えたのか:護憲的改憲論という立場』(皓星社、2015年)、『たかが一内閣の閣議決定ごときで:亡国の解釈改憲と集団的自衛権』(共著、皓星社、2014年)、『白熱講義!集団的自衛権』(ベストセラーズ、2014年)など。

【吉田照美】よしだ・てるみ 1951年生まれ。フリーアナウンサー。1978年文化放送「セイ!ヤング」以来、一貫して人気を保ち続けるラジオパーソナリティ。現在は文化放送「吉田照美 飛べ!サルバドール」(月曜~金曜15:30~17:50)、同「伊東四朗・吉田照美 親父熱愛」(土曜日15:00~17:00)を担当。著書に『ラジオマン:1974~2013僕のラジオデイズ』(ぴあ、2013年)、『賞味期限知らず』(小学館、2008年)、『バルサの翼』(ランダムハウス講談社、2007年)など。

【今井 一】いまい・はじめ 1954年生まれ。ジャーナリスト。1990年以降、世界各国の国民投票や、日本各地の住民投票を精力的に取材。2006年~07年には衆参両院の「憲法調査特別委員会」に5度にわたり参考人及び公述人として招致され、国民投票のルールや諸外国での実態などについて陳述。著書に、『「原発」国民投票』(集英社、2011年)、『市民が広げる議会公開 : 傍聴を閉ざす議会とメディアの欺瞞』(現代人文社、2008年)、『「9条」変えるか変えないか 憲法改正・国民投票のルールブック』(同、2005年)、『「憲法九条」国民投票』(集英社、2003年)など。

☆会場…7階喫茶コーナーにて。
☆入場料…1000円(ワンドリンク付き)
☆定員…50名 ☆受付…ご予約が必要です。7Fカウンター、若しくは、お電話にてご予約承ります。

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