【ジュンク堂書店 難波店】
開催日時:2019年12月14日(土) 16:00~18:00
日本人による沖縄への差別を植民地主義と看破し、沖縄から日本への基地引き取りを主張した『無意識の植民地主義』の著者・野村浩也さんは、本書の原点は10代の頃の金城馨さんとの出会いにあると言います。
金城馨さんは、1975年から「エイサー祭り」の開催に「がじまるの会」創設メンバーとして携わり、1985年からは「関西沖縄文庫」を主宰することで、「ウチナーンチュとヤマトンチュが出会い、交わり、ぶつかり合い、そして対立ではない違いを認め合う『異和共生』に向かって出会い直しの場所」を営んでいます。
そこで今回は、おふたりに「沖縄人が沖縄人として生きること」、「沖縄人と日本人はどのように向き合うのか」、そして「基地引き取りの意味」をめぐってお話しいただきます。
【登壇者紹介】
●著者:野村浩也(のむら・こうや)
1964年、コザ出身。広島修道大学教授。専門は社会学。著書に『植民者へ』(編著、松籟社)、『社会学に正解はない』(共著、松籟社)など。
●ゲスト:金城馨(かなぐすく・きんじょう・かおる)
1953年、コザ出身。関西沖縄文庫主宰。大阪大正区で「エイサー祭り」を続ける沖縄青年の集い「がじまるの会」創設メンバー。著書に『沖縄人として日本人を生きる』(解放出版社)など。
■会場・3階カウンタ―前特設会場・入場無料(定員30名)
■受付・カウンター、電話予約可
ジュンク堂書店難波店 TEL 06-4396-4771