『STANDART』日本版10号に掲載された、「京都が未来である理由——ポスト資本主義への道標」という記事をメイントピックに掲げ、ゲスト2名とご来場の方々と一緒にディスカッションを行います。
ゲストは、この記事を執筆した中村佳太さん(大山崎 COFFEE ROASTERS)、観光や空間活用分野の事業立ち上げやリサーチなどを行い東京と京都の2拠点で生活する小嶌久美子さんをお招きします。
資本主義的な世界とは違う価値観と論理がいかにして京都に息づいているか、町の構造がコミュニティの形成にどう影響しているのか、ポスト資本主義の世界が我々の働き方や生き方をどう変えていくのか、クラフトマンシップや商いのあり方など、専門家の視点を交え、コーヒーを通じて見える世界の再考をしていきます。
なおイベント当日は、京都の大山崎 COFFEE ROASTERSのコーヒーをご提供いただきます。
コーヒー片手に、お互いの意見を交わしましょう。
当日、タンブラーまたはリユースカップをお持ちの方はぜひご持参くださいませ。
【プロフィール】
Standart Japan 室本寿和
1984年、福岡県北九州市生まれ。
高校卒業後、オーストラリアに留学し、翻訳・通訳の国家資格を取得。
帰国後、翻訳・印刷会社に就職し、2012年に転勤でオランダ・アムステルダムへ。
2017年3月より「STANDART JAPAN」のディレクターに就任。
3ヶ月に1度のペースで発行する同雑誌の制作を、友人でオランダ在住の日本人エディター、フリーのクリエイターらとともに進める。
2児の父・ときどきバリスタ。
Oyamazaki Coffee Roasters 中村佳太
結婚と東日本大震災をきっかけにビジネスコンサルティング会社を退社し東京から京都・大山崎に移住、2013年に夫婦でコーヒー焙煎所「大山崎 COFFEE ROASTERS」を創業。
オンラインショップからスタートし、2014年に実店舗オープン、2018年に路面店へ移転。
週2日オープン、挽き売りをしない、試飲提供と豆販売のみというスタイルで営業している。
学生時代は地球惑星科学を専攻するも、卒業後は哲学に関心を移し10年以上独学で思索を続けている。
興味の中心はテクノロジーや資本主義の未来。
思索の内容はSNSなどで発信している。
小嶌久美子
リサーチ・企画・プロマネを行うフリーランス。
外資系リサーチ会社、広告会社の事業戦略・企画営業を経て、2015年から現職。
東京以外に住みたいと東京・京都の二拠点居住を4年前より始め、観光や空間活用分野の事業立ち上げやリサーチ、行政の施策策定に携わる。
工学系専攻の大学院では都市・交通研に所属し、人の動線に強く興味を持つ。
自由研究的に海外都市のコワーキングスペースのリサーチを進める。
会期 / 2019年12月5日(木)
定員 / 各回40名
時間 / 19:30~21:00(19:00開場)
場所 / パークプラザ3階 会議室1
主催 / 京都岡崎 蔦屋書店
参加費 / 1,100円(税込)書籍付き2,200円(税込)『STANDART No10』
協力 / STANDART JAPAN
申込 / 店頭または、お電話にて承ります。(075-754-0008)
問い合わせ先 / 京都岡崎 蔦屋書店(075-754-0008)