社会学研究者にしてBL研究家の金田淳子さんが漫画「刃牙」シリーズへの熱い愛を語ったエッセイ、『『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ』が、11月末に刊行となります。
2018年、偶然ウェブコミックサイトで無料になっていた『グラップラー刃牙』『バキ』『範馬刃牙』(秋田書店)のそれぞれ1~3巻を読んだことで、「これはBLでは?」という想念に取り憑かれ、刃牙のことしか考えられなくなった金田淳子さん。
そんな金田さんが、命を燃やし尽くすような熱量で刃牙の魅力を伝える本書は、今まで刃牙を敬遠していた人にこそ読んで欲しい、規格外の読書エッセイです。
この刊行を記念して、「刃牙」シリーズの良さをいまこそ女子に伝えるプレゼン大会を開催します。
乙女の目線から刃牙の魅力を提案する金田さんに加え、刃牙検定2級保持者の映画ブロガー・三角絞めさんが、刃牙未読のお菓子研究家・福田里香さんに、刃牙の濃さ・熱さ・素晴らしさをたっぷり語り尽くします。もちろん男子の参加も大歓迎!
女子も、男子も、刃牙未読の方も、刃牙既読の方も、どうぞお楽しみに!
■出演者プロフィール
金田淳子(かねだ・じゅんこ)
1973年生まれ。社会学研究者。やおい・ボーイズラブ・同人誌研究家。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。
共著に『文化の社会学』(有斐閣)、『オトコのカラダはキモチいい』(角川文庫)がある。
ジェンダー論、社会学の視点からやおいや同人誌文化を研究。
2018年夏に初めて「刃牙」を読んだことで、人生が変わった。
福田里香(ふくだ・りか)
お菓子研究家。
著書に、映画やまんが、アニメの食事シーンを取り上げたフード理論を展開する『ゴロツキはいつも食卓を襲う』(太田出版)、名作まんがの「食」を分析した『まんがキッチン』(文春文庫)など。
近著に『いちじく好きのためのレシピ』(文化出版局)がある。
漫画「刃牙」シリーズは未読。
三角絞め(さんかくじめ)
1972年生まれ。覆面ブロガー。
「ライムスター・宇多丸のウィークエンド・シャッフル」に影響を受け、人気映画ブログ「三角絞めでつかまえて」を立ち上げる。
「三角絞め」というラジオネームを用いてTBSラジオ「アフター6ジャンクション」などに出演。
漫画「刃牙」シリーズをこよなく愛する。刃牙検定2級取得。
時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
前売1500円+ドリンク500円(共に税別)=2200円
当日2000円+ドリンク500円(共に税別)=2750円