“「作品」ではなく「作家」を募集します。”そんなメッセージを掲げて開催された「クランチノベルズ新人賞」。文芸出版市場に一石を投じるために開催された、まったく新しい小説家デビューの登竜門です。
本イベントでは、応募総数878通の中から第一回クランチノベルス大賞を受賞し、デビュー作『青春ロボット』を刊行した佐久本庸介氏と、この新人賞を創設し選考にかかわったクランチマガジン代表の今村友紀氏および出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン社長の干場弓子氏を迎え、今後の小説のあり方について語ります。
新しい読書体験のために、今、小説および書き手に求められていることは何か?書き手と出版社、それぞれの立場からたっぷり語ります。
・エンタメと純文学の間の新しさ―これからの小説はどうあるべきか?
・小説新人賞の意義と今後の展望
・いま、書き手に求められること
【クランチノベルス新人賞とは】
「作品ではなく作家」を募集する新しいタイプの小説新人賞として、CRUNCHERSが運営する小説投稿サイト「CRUNCH MAGAZINE(クランチマガジン、https://i.crunchers.jp/ )」上にて募集した新人賞。ディスカヴァー・トゥエンティワンとCRUNCHERSの緊密な連携のもと、インターネットを通じた応募システム、データ分析を活用した選考、「作品より作家」を重視する選抜基準、受賞者と編集チームによるデビュー小説の共同創作など、従来の常識にとらわれない斬新なアプローチで、多くの読者に感動を与える作品づくりにあたることを目的としています。
第一回目の受賞者は山梨県在住の佐久本庸介氏に決定。デビュー作『青春ロボット』(2015年6月18日刊行)は単行本と電子書籍で好評発売中。
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出演 _
佐久本庸介(第一回クランチノベルス新人賞『青春ロボット』著者)
今村友紀(作家。CRUNCH MAGAZINE 編集長)
干場弓子(出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン取締役社長)
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時間 _
20:00~22:00 (19:30開場)
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場所 _
本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F -
入場料 _
1500yen + 1 drink order