「表参道のヤッコさん」こと、高橋靖子さんは、デヴィッド・ボウイ、イギー・ポップ、矢沢永吉、坂本龍一、忌野清志郎から、ももクロまで、幅広い交流を持つ、74歳現役のスタイリスト。
その幅広い交遊範囲は、ロックスターのほかにも、鋤田正義、山本寛斎、山﨑眞行、荒木経惟、箭内道彦、山口小夜子、伊丹十三、浅井慎平、井出情児、宇野千代、鈴木心、森本千絵など第一線のクリエイターにも及んでいます。
高橋靖子さんは、いかにして「ヤッコさん」になったのでしょうか。
そして、ヤッコさんが駆け抜けた時代は、一体どんなものだったのでしょうか。
ゲストには、初の自伝的小説『あの路地をうろついているときに夢見たことは、ほぼ叶えている』を上梓した、森永博志さんをお迎えします。森永さんは、創刊当時の『POPEYE』『月刊PLAYBOY』『BRUTUS』や、『月刊小説王』『SOTOKOTO』『エスクァイア』『フォーライフマガジン』などを手がけた、「伝説の編集者」。ヤッコさんとともに、70年代カルチャーを作り上げた最重要人物の一人です。
お二人は、矢沢永吉さんも通っていたという新宿『怪人二十面相』から、原宿『ピンクドラゴン』まで、同じ時間に立ち会い、駆け抜けてきました。
伝説のスタイリストと伝説の編集者が目撃した70年代カルチャー、原宿、そして日本とは。
どんな話が飛び出るのか楽しみです。
メディア関係者なら必見の本イベント、ぜひお越しください!
【出演者プロフィール】
高橋靖子(たかはし・やすこ)
1941年生まれ、茨城に育つ。早稲田大学政経学部卒業後、大手広告代理店でコピーライターとして働いたものの、原宿のセントラルアパートにあった広告制作会社に魅入られ転職、スタイリストに。フリーランスのスタイリスト業として確定申告の登録第1号に。70年代からデヴィッド・ボウイの衣裳を手掛けるなど、多くのロック・ミュージシャンとともに時代を駆け抜ける。70代の現在も現役として広告を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
森永博志(もりなが・ひろし)
1950年生まれ。サウンドストリート初代DJにして生ける伝説の編集者。1985年、山崎眞行をモデルにした小説『原宿ゴールドラッシュ』で作家デビュー。
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出演 _
高橋靖子(スタイリスト)
森永博志(編集者)
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時間 _
20:00~22:00 (19:30開場)
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場所 _
本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F -
入場料 _
1500yen + 1 drink order