2015年8月21日(金)

デイビッド・ウォルトナー=テーブスさん『排泄物と文明』トークイベント

MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店
開催日時:2015年08月21日(金)19:00 ~

地球上の人間と家畜は、毎年140億トンもの排泄物を生み出す。我々は、この排泄物を考えると地球温暖化や疫病、水質汚染というような問題を真っ先に想起する。共にこの惑星に住んでいる何十万種もの昆虫たちもまた、多くの場合害虫や病気の媒介としてしか見られていない。しかし、生態学的視点から大自然を観察すると、排泄物は食糧やエネルギーの貴重な供給源となっていることに気が付く。一方の昆虫は、植物を授粉し、廃棄物からエネルギーを作り出し、人間を含めたあらゆる動物の食糧源となる。

フランスの食用昆虫販売KIBO社代表ジャンフィリップ・パイヤール氏も参加!
フランスからジャンフィリップ・パイヤール氏来日。バイヤール氏はフランスの食用コオロギ・ミールワーム販売KIBO社の創立者です。昆虫食品販売のエピソードなど語っていただきます。

講師:デイビッド・ウォルトナー=テーブス(David Waltner-Toews)
カナダ・グエルフ大学名誉教授。獣医師、疫学者、作家、詩人と多彩な顔を持ち、「国境なき獣医師団」創設者として、動物と人間の健康、コミュニティの持続可能な開発、貧困の解消に取り組んでいる。その著書はノンフィクション、小説、詩など多岐にわたる。邦訳に『排泄物と文明』(築地書館)がある。

司会進行:内山昭一(うちやま しょういち)1950年長野県生まれ。昆虫料理研究家、昆虫料理研究会代表、NPO法人食用昆虫科学研究会会員。幼少より昆虫食に親しみ、99年より本格的に研究活動に入る。どうすれば昆虫はよりおいしく食べられるのか、味や食感、栄養をはじめ、あらゆる角度から食材としての可能性を追究。単著に『楽しい昆虫料理』(ビジネス社)、『昆虫食入門』(平凡社新書)、共著に『人生が変わる!特選昆虫料理50』(山と渓谷社)、監修に『食べられる虫ハンドブック』(自由国民社)、一部監修に『蟲喰』(フィールドワイ)があるほか、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞、インターネットなどあらゆるメディアで昆虫食の普及・啓蒙に努めている。東京都日野市在住。

☆日時…2015年8月21日18:30開場 19:00開演
☆会場…7階喫茶コーナーにて。
☆入場料…1000円(ワンドリンク付き)
☆定員…40名
☆受付…ご予約が必要です。7Fカウンター、若しくは、お電話にてご予約承ります。

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