建てない建築家、新政府総理、作家、画家、ミュージシャンと多彩な活動を続け、11月18日に『まとまらない人』(リトルモア)を刊行した坂口恭平さんと、オルタナティブロックバンド・GEZANのフロントマンにして、今年5月に小説『銀河で一番静かな革命』(幻冬舎)を発表、完全手作りの投げ銭フェス「全感覚祭」を開催するなど、独自にムーブメントを作るマヒトゥ・ザ・ピーポーさんによる、トークイベントを開催します。
この日、ふたりが話すのは、「いのちについて」。
そして、人生を乗りこなしながら、歌い、書き、死なずに作品を作り続けるための、「長生きについて」。
生きることの楽しさと辛さ、その中で考えてきたことを率直に語っていただきます。
トーク終了後にはおふたりのサイン会を開催いたします。
【プロフィール】
坂口恭平(さかぐちきょうへい)
1978年、熊本県生まれ。
早稲田大学理工学部建築学科卒業。
2004年に路上生活者の住居を撮影した写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。
以降、ルポルタージュ、小説、思想書、画集、料理書など多岐にわたるジャンルの書籍、そして音楽などを発表している。
2011年5月10日には、福島第一原子力発電所事故後の政府の対応に疑問を抱き、自ら新政府初代内閣総理大臣を名乗り、新政府を樹立した。
躁鬱病であることを公言し、希死念慮に苦しむ人々との対話「いのっちの電話」を自らの携帯電話(090-8106-4666)で続けている。
12年、路上生活者の考察に関して第2回吉阪隆正賞受賞。
14年、『幻年時代』で第35回熊日出版文化賞受賞、『徘徊タクシー』が第27回三島由紀夫賞候補となる。
16年に、『家族の哲学』が第57回熊日文学賞を受賞した。
現在は熊本を拠点に活動。
2023年に熊本市現代美術館にて個展を開催予定。
マヒトゥ・ザ・ピーポー
ミュージシャン。
2009年に大阪にて結成されたバンド・GEZANの作詞作曲を行いボーカルとして音楽活動開始。
2014年、青葉市子とのユニットNUUAMMを結成。
2018年、GEZANのアメリカツアーを敢行し、スティーブ・アルビニをエンジニアに迎えたアルバム「Silence Will Speak」を発表。
2019年2月にソロアルバム「不完全なけもの」、4月に「やさしい哺乳類」を発売。
5月にはじめての小説『銀河で一番静かな革命』を発売、6月には初めてのドキュメンタリー映画「Tribe Called Discord:Documentary of GEZAN」が公開、同年7月には初めてのフジロックのメインステージ出演。
2014年からは、完全手作りの投げ銭制野外フェス「全感覚祭」も主催。
自由に境界をまたぎながらも個であることを貫くスタイルと、幅広い楽曲、独自の世界を打ち出す歌詞への評価は高く、日本のアンダーグラウンドシーンを牽引する存在として注目を集めている。
【参加費】
チケットのみ:1,650円(税込)
書籍付チケット:3,000円(税込)
※対象書籍『まとまらない人 坂口恭平が語る坂口恭平』
【申し込み方法】
梅田 蔦屋書店オンラインショッピングまたは店頭にてお申し込みください。※オンラインショッピングでは決済のみとなり、チケットの発送はございません。イベント当日にお渡しします。
【注意事項】
・お座席は自由席です。会場にお越しの順にお入りいただきます。
・会場でのご飲食は9Fでお買上げの商品のみとさせていただいております。
・録音・録画はご遠慮頂いております。
・お客様ご都合によるキャンセルは承っておりません。予め御了承ください。
・本イベントはEC、店頭でのご購入の両方でTポイント対象となりますが、ルクアポイントは店頭ご購入の場合のみ対象となります。
・お子様の価格設定はございません。大人と同じように席を有する場合は大人と同額を頂戴いたします。
・ベビーカーはお預かりする場所がございませんので予めご了承ください。
・お子様が泣かれた場合、ご配慮を頂戴できますようお願いすることがございます。
・サイン会は当店でご購入頂いた方のみご参加いただけます。
・サイン本のお渡し会の場合、名いれ等はお断りをさせていただく場合がございます。
会期 / 2019年12月27日(金)
時間 / 19:00~20:30(開場18:30)
場所 / 梅田 蔦屋書店 店内 4thラウンジ
定員 / 80名
講師・ゲスト / 坂口恭平・マヒトゥ・ザ・ピーポー
主催 / 幻冬舎・リトルモア
共催・協力 / 梅田 蔦屋書店
問い合わせ先 / umeda_event@ccc.co.jp
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オンラインショップでの受付は2019年12月26日(木)午後23時の受注分までとさせていただきます。