実力派人気作家パク・ミンギュの『短篇集ダブル サイドA』『短篇集ダブル サイドB』は、心揺さぶられる抒情的作品、常軌を逸した発想のSF、息をもつかせぬホラーなどが詰まっていて、どこからでも楽しめる。
その魅力をたっぷり味わえるように訳しあげた斎藤真理子さんと、ルシア・ベルリンの作品集や、ジョージ・ソーンダーズ『十二月の十日』を刊行された岸本佐知子さんが、翻訳の秘密や韓国文学の魅力、特にパク・ミンギュの魅力を語り合う。
【プロフィール】
斎藤真理子(さいとう・まりこ)
翻訳家。
訳書に、パク・ミンギュ『カステラ』(共訳)、『ピンポン』、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』、ファン・ジョンウン『誰でもない』、ハン・ガン『ギリシャ語の時間』、チョン・ミョングァン『鯨』、チョン・スチャン『羞恥』、チョン・セラン『フィフティ・ピープル』などがある。
『カステラ』で第一回日本翻訳大賞を受賞した。
岸本佐知子(きしもと・さちこ)
翻訳家。
訳書にルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』、リディア・デイヴィス『話の終わり』、ジョージ・ソーンダーズ『十二月の十日』、ミランダ・ジュライ『最初の悪い男』、スティーブン・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』、ショーン・タン『セミ』など多数。編訳書に『変愛小説集』『楽しい夜』『居心地の悪い部屋』ほか、著書に『なんらかの事情』『ひみつのしつもん』ほか。
2007年、『ねにもつタイプ』で講談社エッセイ賞を受賞。
日程 / 2020年1月28日 (火)
時間 / 19:00~20:30 開場 18:30~
料金 / 1,540円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室