2020年1月21日(火)

山崎聡一郎さん講演会 ゲスト:藤井剛先生 「こども六法」(弘文堂)刊行記念 「初耳!『法教育』! ~こども六法から考える意義と目標~」

日時:令和2年1月21日(火)18:30~(開場18:00)
会場:三省堂書店神保町本店8階特設会場

講演会には参加券が必要です。12月25日以降当店にて「こども六法」(弘文堂/本体1,200円)をご購入、もしくは参加料500円(本体)をお支払の先着100名様に講演会参加券を差し上げます。参加ご希望の方はお電話でご予約ください。

ご予約お電話:03-3233-3312(午前10時~午後8時・おかけ間違いにご注意ください。)

講演会の席は自由席です。講演会終了後ご希望の方はサイン会にご参加できます。講演会終了後のサイン会は参加券の番号順のご案内となります。

山崎聡一郎(やまさき そういちろう)さんプロフィール
1993年、東京都生まれ。
教育研究者、写真家、俳優、合同会社Arts&Arts社長、修士(社会学)。
小学校5年から6年にかけて左手首を骨折するほどの暴力を伴ういじめを受け、中学受験を決意。東京の私立桜丘中学校に進学するも、今度はいじめ加害者となり、いじめ被害の苦痛を知る自身が加害者となってしまったことに衝撃を受ける。この経験からいじめ問題の複雑さと難しさを痛感し、いじめ問題への取り組みを決意。埼玉県立熊谷高等学校を経て慶應義塾大学総合政策学部進学後は自身の経験を踏まえて「法教育を通じたいじめ問題解決」をテーマに研究活動を開始する。学部3年時にはオックスフォード大学に短期留学し、政治教育への演劇的手法の導入方法を学んで単位を取得。また、慶応義塾大学から研究奨励金を受給し、「こども六法」(弘文堂)の基礎となった法教育副教材「こども六法」を製作した。学部卒業時には学位記授与学部総代に選出、卒業論文は優秀卒業プロジェクトに選定された。
2019年3月、一橋大学大学院社会学研究科修士課程を修了、現在は慶応義塾大学SFC研究所所員として研究活動を継続している。法と教育学会正会員。
劇団四季「ノートルダムの鐘」に出演するなど、ミュージカル俳優としても活躍中。

藤井剛(ふじい つよし)先生
明治大学特任教授。 専攻分野(研究分野)は教育学、教科教育学、教育方法学。

「こども六法」(弘文堂/本体1,200円)
内容紹介
いじめや虐待は犯罪です。人を殴ったり蹴ったり、お金や持ち物を奪ったり、SNSにひどい悪口を書き込んだりすれば、大人であれば警察に捕まって罰を受けます。それは法律という社会のルールによって決められていることです。けれど、子どもは法律を知りません。誰か大人が気づいて助けてくれるまで、たった一人で犯罪被害に苦しんでいます。もし法律という強い味方がいることを知っていたら、もっと多くの子どもが勇気を出して助けを求めることができ、救われるかもしれません。そのためには、子ども、友だち、保護者、先生、誰でも読めて、法律とはどんなものかを知ることができる本が必要、そう考えて作ったのが本書です。小学生でも読めるように漢字にはすべてルビをふり、法律のむずかしい用語もできるだけわかりやすくして、イラスト付きで解説しています。大人でも知らないことがたくさんある法律の世界、ぜひ子どもと一緒に読んで、社会のルールについて話し合ってみてください。

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