2015年8月11日(火)

『くも漫。』トークイベント 中川学さん×田中圭一さん×菊池健さん

中川学さんの最新刊『くも漫。』が8月11日にリイド社より発売されます。

半ニートのアラサー男が風俗店でくも膜下出血を発症……恥と死が隣り合わせの過酷すぎる闘病生活と、それを支える家族の絆を描く、中川学さんの実録ドキュメント漫画。笑いごとではない、しかし笑わずにはいられない衝撃の事実に、トーチweb(http://to-ti.in/)連載時から大反響を呼んだ問題作です。

本書の刊行を記念し、作者・中川学さんと、ゲストに“お下劣サイテーパロディー漫画家”こと田中圭一さん、司会に中川さんの漫画家デビューの原動力になった「トキワ荘プロジェクト」ディレクター・菊池健さんをお迎えしたトークショーを開催します。

堀江貴文氏が「社会の最下層の更に下を行く」と“絶賛”した中川学さんと、“お下劣サイテーパロディー漫画家”として数々の名作を生み出し続ける田中圭一さん。「最下層」と「サイテー」を原点に持つ二人の漫画家が、仕事、人生、未来について実体験を交えて語り合います。

『くも漫。』および中川学さんの作品をお持ちの方には、トークショー終了後にサイン会もいたします。

『くも漫。』は当日店頭にて販売します。

【出演者プロフィール】

中川学(なかがわ・まなぶ)
1976年生まれ、北海道中札内村出身。大学卒業後、小中学校の臨時講師、シイタケの収穫など様々なアルバイトを経て2009年にくも膜下出血で倒れる。退院後も職を転々とし、2011年、漫画家志望の若者に格安で住居を提供するトキワ荘プロジェクトに応募、上京する。デビュー作の『僕にはまだ友だちがいない』(KADOKAWAメディアファクトリー)はNHKで実写ドラマ化される(主演:浜野謙太)。その他の著書に『群馬県ブラジル町に住んでみた』(KADOKAWAメディアファクトリー)『うち、カラスいるんだけど来る?』(実業之日本社/共著)など。

田中圭一(たなか・けいいち)
お下劣サイテーパロディー漫画家、会社員、京都精華大学特任准教授。代表作は「ドクター秩父山」「神罰―田中圭一最低漫画全集」。現在はぐるなびにて漫画家とその子供との〈食〉にまつわるエピソードを描いた「ペンと箸 -漫画家の好物-」、自らのうつ病脱出体験をベースに同様にうつ病からの脱出に成功した人たちをレポートする画期的なドキュメンタリー「うつヌケ 〜うつトンネルを抜けた人たち〜」を連載中。

菊池健(きくち・たけし)
トキワ荘プロジェクトディレクター、NPO法人NEWVERY理事。日本大学理工部機械工学科卒。機械専門商社、外資コンサル(PwCC)、板前、ITベンチャー等を経て、2010年1月よりNEWVERY。2011年4月より同理事。京都版トキワ荘事業ディレクター、マンガHONZレビュワー等。講演・イベント登壇/司会、大学講義など多数。

  • 出演 _

    中川学(漫画家)
    田中圭一(漫画家)
    菊池健(トキワ荘プロジェクトディレクター)

  • 時間 _

    20:00~22:00 (19:30開場)

  • 場所 _

    本屋B&B
    世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

  • 入場料 _

    1500yen + 1 drink order

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