【ジュンク堂 池袋本店】
プロ向けデッサンスクールを主宰、あまり語られて来なかった「絵の勉強方法」をまとめた『絵はすぐに上手くならない』が異例のロングセラーを続ける成冨ミヲリさん。
一方、米テキサス大で美術史を学び、あまり語られて来なかった「絵を構造から見る方法」をまとめた『絵を見る技術』がヒット中の秋田麻早子さん。
一方は絵を「描く」ための本。一方は絵を「見る」ための本。
しかし、この二冊のスタンスには共通点があります。
ともに「絵は教えられるか?」に関心があり、読者に「自分の力で歩いていけるようになるための地図」を手渡すことを最終的な目標としているのです。
この実践的な視点が新しくて画期的だということで、広く読者を得ているのでしょう。
この二冊は、本屋さんでもよくお隣同士で並んでいます。
そのため自然と親近感を持っていた成冨さんと秋田さんは、お互いの本を読んで惹かれ合い、出会ってすぐに意気投合したと言います。
そこでこの対談では、お互いの本について語り合い、本の中身をよりいっそう深めていただきます。
●絵を「見ているのに見えない」ってどういうこと?
●描く人が陥りがちな「落とし穴」とは?
●なぜ、絵を「語ること」が必要なの?
お二人のオススメ本もまじえて、絵の世界をざっくばらんに語り尽くします。
絵を見るのが好きな人、絵を描くのが好きな人にとって、ヒント満載の一夜になることでしょう。
ぜひお越しください!
【講師紹介】
成冨ミヲリ(なりとみ・みをり)
1974年生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科卒。
学生時代より絵コンテやイラストの仕事を始める。
ゲーム会社などを経て2001年に独立、2002年に有限会社トライトーン設立。
主にアニメーション、デザイン、イラスト制作を行う傍ら、プロ向けのデッサンスクール「トライトーン・アートラボ」を池袋にて開講。
企業研修、中高への出張研修なども含め、デッサンを通じてクリエイティブの基礎を教えている。
またアート活動の一環で、声や歌を用いたパフォーマーとして、国内外のギャラリーや美術館で数多く公演を行っており、フランス及び日本でCDをリリースしている。
秋田麻早子(あきた・まさこ)
美術史研究家。岡山県岡山市生まれ。
2002年テキサス大学オースティン校美術史学科修士課程修了(MA)。
専攻はメソポタミア美術で、トークン研究で知られるシュマント゠ベッセラに師事。
2009年より「絵の見方は教えられるか?」というテーマに取り掛かり、2015年からビジネスパーソンの学習の場・麹町アカデミアで「絵を見る技術を学ぼう! 」を不定期で開催。
名画を自分の目で見る方法を広めることで、人々が自分の言葉で芸術や美について語れる世の中にするのが目標。
開催日時:2020年01月31日(金) 19:00~
★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)
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ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
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