『足をどかしてくれませんか。――メディアは女たちの声を届けているか』は、ジャーナリスト、エッセイスト、研究者たちが、日本のメディアの現状を、自らのキャリアヒストリーを交えながら真摯に綴った本である。
9人の著者の中から、本イベントは小島慶子さんと浜田敬子さんにご登壇いただく。
小島さんは大手テレビ局の出身で現在もタレントとして活躍。
浜田さんは新聞社出身だが現在コメンテーターとして日々テレビに出演している。
インサイダーでもあるお二人に、テレビの未来について語ってもらう。
かつてテレビはお茶の間の中心に位置していた。
だが誰もが同じようにバラエティやドラマにはまり、ニュース映像に興奮した時代は終わってしまった。
若者のテレビ離れは激しい。
それでもテレビの影響力を無視することはできない。
テレビ業界は構造的に圧倒的に男性優位の世界であり、作られる番組も、男性目線のものばかり。
女性たちの実感とはズレた女性像、家庭像がいまだに垂れ流されている。
もっと女性からの視点が必要なのではないか。
広告収入が下がる中、テレビは新しいコンテンツを作ることができるのか。
あるいは楽しい表現を生み出すことができるのか。
私たちの意識を作り、行動の際のモデルを提供することができるのか。
これからの<テレビ>について考える。
【参加条件】
代官山 蔦屋書店にて、対象商品をご予約・ご購入頂いたお客様がご参加いただけます。
【お申込み方法】
以下の方法でお申込みいただけます。
①代官山 蔦屋書店 店頭 (1号館1階 レジ)
②お電話 03-3770-2525 (人文フロア)
③オンラインストア
【対象商品】
・書籍『足をどかしてくれませんか。』(亜紀書房・1,650円/税込)+イベント参加券(550円/税込)セット 2,200円(税込)
・イベント参加券 1,455円(税込)
【ご注意事項】
*参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前から入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
【プロフィール】
小島 慶子 (こじま・けいこ)
エッセイスト、タレント。
1995 年TBS にアナウンサーとして入社。
1999 年ギャラクシー賞DJ パーソナリティ部門賞を受賞。
2010 年TBS を退社後、エッセイや小説を執筆し、各種メディア出演や講演活動を精力的に行っている。
著書に『仕事と子育てが大変すぎてリアルに泣いているママたちへ!』(日経BP)、『解縛―母の苦しみ、女の痛み』(新潮文庫)、『女たちの和平交渉』(光文社)、小説『ホライズン』(文藝春秋)、『幸せな結婚』(新潮社)、編著に『さよなら! ハラスメント』(晶文社)などがある。
浜田 敬子 (はまだ・けいこ)
1989年に朝日新聞社に入社。
前橋支局、仙台支局、『週刊朝日』編集部を経て、99年から『AERA』編集部。
記者として女性の生き方や働く職場の問題、また国際ニュースなどを中心に取材。
2004年からは『AERA』副編集長に、その後、初の女性編集長に就任。
2017年よりオンライン経済メディア『Business Insider Japan』の日本版統括編集長に就任。
著書に『働く女子と罪悪感』(集英社)がある。
会期 / 2020年2月4日(火)
定員 / 70名
時間 / 19:00~21:00(15分前に開場)
場所 / 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
主催 / 代官山 蔦屋書店
共催・協力 / 亜紀書房
問い合わせ先 / 03-3770-2525
チケットのご予約はこちら
オンラインショップでの受付2020年2月2日(日)午前9時の受注分までとさせていただきます。