2020年2月21日(金)

鎌田東二 × ハナムラチカヒロ トークイベント「まなざしと身体の転換を考える」 『ヒューマンスケールを超えて わたし・聖地・地球』(ぷねうま舎)対談本刊行記念

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「もう何をやっても地球は長くはもたないのではないか」。
わたしたちはそんな想像をしながら、普段は何事もなかったかのように日常を過ごす。
ふと何気ない日常を振り返ると、電車の車内にはSDGsの広告、雑誌を開けば持続可能な社会とは?
会社では企業を存続させるための戦略・・わたしたちはいかにして”持続”するのかばかりを想像している。
いったい”持続”するとは何を意味するのか。
世界中が持続可能を目指しているのに、一向に希望が見えてこないのはなぜなのだろうか。

60代の宗教学者と40代のランドスケープデザイナーの異色の二人が、いま私たちが抱える真の問題とその原因を捉え直す――。
どうぞご期待ください。

終了後、お二人のサイン会も開催いたします。

【プロフィール】
鎌田東二(かまた・とうじ)
1951年徳島県生まれ。
國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。
京都大学こころの未来研究センター教授等を経て上智大学グリーフケア研究所特任教授、京都大学名誉教授、放送大学客員教授、京都伝統文化の森推進協議会会長。
宗教哲学、比較文明学、民俗学、日本思想史、人体科学など多様な学問を幅広く研究。
フリーランス神主。
著書に『超訳古事記』(ミシマ社)『歌と宗教』(ポプラ社)『聖地感覚』(角川ソフィア文庫)『世直しの思想』(春秋社)『究極日本の聖地』(KADOKAWA)『世阿弥——身心変容技法の思想』(青土社)『言霊の思想』(同)ほか多数。

ハナムラチカヒロ
1976年生まれ。
博士(緑地環境計画)。大阪府立大学経済学研究科准教授。
ランドスケープデザインをベースに、風景へのまなざしを変える「トランスケープ / TranScape」という独自の理論や領域横断的な研究に基づいた表現活動を行う。
大規模病院の入院患者に向けた霧とシャボン玉のインスタレーション、バングラデシュの貧困コミュニティのための彫刻堤防などの制作、モエレ沼公園での花火のプロデュースなど領域横断的な表現を行うだけでなく、俳優として映画や舞台に立つ。
「霧はれて光きたる春」で第1回日本空間デザイン大賞・日本経済新聞社賞受賞。
著書『まなざしのデザイン:〈世界の見方〉を変える方法』(2017年、NTT出版)で平成30年度日本造園学会賞受賞。

日程 / 2020年2月21日 (金)
時間 / 19:00~20:30 開場 18:30~
料金 / 1,540円(税込)
定員 / 50名様
会場 / 本店内 小教室

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