こんにちは。劇団天狼院マネージャーのひかるです。
毎回盛り上がりが増し、大好評のワークショップもいよいよ最終回です。
なんだか寂しいですね……
そこで、もっと演技をやりたい！というみなさん、劇団天狼院は10月に公演を予定していますので、ぜひ一緒に舞台を作り上げていきましょう！！
今回、最後のワークショップのテーマは『台本に慣れよう』です。
実際の舞台では、誰かの人生を演じるわけで、それには徹底した役作りが必要ですよね。
役に合わせて細かい演出がついていきますが、ここで疑問が生じます。
そもそも『役作り』とはなんだろう？と。
劇団天狼院の講師であるスギ田ナオ先生は、第１回のワークショップ開催前におっしゃっていました。
「演技は身近なところに溢れていて、絶対にみんな何かを演じて過ごしている」と。
確かに、私たちは環境や立場に合わせて様々な役を演じて過ごしています。
だからこそ、時と場合に応じて服装や態度、言葉遣いが変わります。
みんな、常にその役のプロになりきっています。
最近読んだ本の中で
「人生がひとつの芝居なら、社会は舞台であり、生活で配役をこなしている。時代は流れることだし、人生にもいくつもの幕がある」
という言葉がありました。
同じことだと思います。
本を読みながらこの文章を発見したとき、劇団天狼院での演技が思い浮かび、うれしくなっちゃいました。
なぜなら、演技はただ流れていく毎日をよりおもしろく、より豊かにするファクターだと思ったからです。
楽しい時は幸せな役を演じているのだから、素直におもいっきり笑えるようになります。
辛い時は長い物語の一部だと思うといいのかもしれません。常に幸せなシーンの舞台はほとんどないですし、紆余曲折あるからこそ物語はおもしろくなります。自分の物語を魅力的にしているのだと捉えれば、つまづきさえもなんだか笑えてきませんか？
また、立ち直りたい時は新しい幕のはじまりにしましょう。新しい幕なので、前の役柄を引きずったりはしません。前を向いて一歩を踏み出したいなら、新しい役に没頭すればきっと大丈夫です。
ありふれた日常を自分の物語にすれば、毎日がよりゆかいになりそうです。
私も、人生という名の舞台で、時に役者になり、時に観客になりながら自分を楽しんでいきたいです。
私にとっての『役作り』は、そうやって自分の芝居に夢中になることです。
みなさんにとっての『役作り』とはなんでしょう？
このワークショップをきっかけに考えてみませんか？
最終回ですが、今までの振り返りができますので、初参加大歓迎です。
毎回初参加のお客様がいらっしゃって盛り上がっています。
演技経験関係なく、笑いが絶えないのも劇団天狼院の魅力であります。
演技未経験の方も気軽に参加してくださいね！！
今回もワークショップでは、演劇指導のプロであり、舞台『世界で一番美しい死体〜天狼院殺人事件〜』の演出も担当してくださったスギ田ナオ先生をお呼びして教えていただきます。
今期のワークショップは最後ですが、私たちが「自分」を演じる毎日は続きます。
それではみなさん、それぞれの舞台に熱中しながら一緒に演技を楽しみましょう！！
【ワークショップカリキュラム】
①５月９日(土) 「演じるとは？第一回」 初のワークショップ。「演じる」ことについて考えてみよう。
②５月２３日(土) 「演じるとは？第二回」 簡単なゲームを使って演じる事の難しさに勝る楽しさを見つけよう。
③６月１３日(土) 「シアター・ラボ」 劇団天狼院スペシャルの特別プログラム！！
④６月２７日(土) 「セリフをしゃべるとは？第一回」 短いテキストを使って台詞になれよう。 おはようから始まる物語。
⑤７月１１日(土) 「セリフをしゃべるとは？第二回」 台詞と気持ち。 気持ちをつなぐって何？
⑥７月２０日(月) 「セリフをしゃべるとは？第三回」 相手から見える自分って？ 演出に慣れよう。
⑦８月８日(土) 「台本に慣れよう。」 役作りとは？
＊日程や内容など変更になる可能性がございます。
【概要】
日時：８月８日（土）
19：00 受付開始
19：30 劇団天狼院ワークショップ開始
21：30 閉会
部費：2,000円＋１ドリンク
＊年間パスポートをお持ちの方は１ドリンクのみでご参加いただけます。
定員：30名様
場所：天狼院書店「東京天狼院」
【注意事項】
・参加者への他のイベント、セミナー、グループ、店、企業、その他への勧誘は固く禁じます。また、勧誘を見かけた場合はスタッフまでご一報ください。
・当会への参加は演劇制作への参加を保証するものではありません。舞台への出演、制作への参加は別途開催のオーディションで決めさせていただきます。
・劇団天狼院の公演に出演するためには、劇団天狼院の演劇ワークショップに規定回数以上参加頂く必要がございます。
【お申込は「Facebookページ」か「イベントお申込みフォーム」またはお電話でもお受けします】
