学魔・高山宏さんの新刊『トランスレーティッド 高山宏の解題新書』が青土社より刊行されました。
これまでの50を超える翻訳書を手掛けてきた高山さんの超人的訳業の集大成ともいえる690mmを超える大著。
「高山宏の恐るべき子供たち」・後藤護さんの『ゴシック・カルチャー入門』(Pヴァイン)はアメリカの田吾作(ヒルビリー)からアンダーグラウンド・ミュージックまでさまざまなシーンに登場する「ゴシック」を椀飯振舞した初の単著。
B&Bでは両書の刊行を記念したトークイベントを開催いたします!
高山さんの翻訳本(あるいは翻訳が待望される「アン」トランスレーティッド本)の話題を中心に、読むこと書くことそして生きることについてお話しいただく、高山イズムあふれる「ゴスい」一夜となります。
【出演者プロフィール】
高山宏(たかやま・ひろし)
英文学者・批評家・翻訳家。
大妻女子大学学務担当副学長。
マニエリスムから精神史に至るまで、文学・芸術・思想・表象をめぐる分野横断的研究は他の追随を許さない。
著書に『アリス狩り』『世紀末異貌』『超人高山宏のつくりかた』『近代文化史入門』、訳書に、バーバラ・M・スタフォード『ヴィジュアル・アナロジー』、エリザベス・シューエル『ノンセンスの領域』、ウィリアム・ウィルフォード『道化と笏杖』など。
後藤護(ごとう・まもる)
1988年生まれ。映画・音楽ライター、翻訳家。
主な論考に「「スペクタクル」としての畸形――及びセックス・ピストルズの闘争/逃走術」(『見世物』第6号、新宿書房)、「レアグルーヴ、平岡正明――「ジャズ的」から「ヒップホップ的」へ」(『ヱクリヲ7』、特集「音楽批評のオルタナティヴ」所収)、「楕円幻想としての『ラ・ラ・ランド』」、「『ラ・ラ・ランド』と青の神話学――あるいは夢みる道化のような芸術家の肖像」(ともに『ヱクリヲWEB』掲載)などがある。翻訳論考にトニー・レインズ「虚無との接触」(『アピチャッポン・ウィーラセタクン』フィルムアート社)がある。音楽サイトRe:minderにてコラム連載中。
※好評につき、追加チケットを2月17日(月)の12時から販売します。
時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1500円+ドリンク500円(ともに税別)
■当日2000円+ドリンク500円(ともに税別)