本イベントは新型コロナウイルス感染症が拡大していることを関係者と協議した結果、開催を延期することといたしました。
チケットサイトでお申し込みをされた方にはサイトを通じて、店頭でお申し込みをされた方にはお電話で返金方法をご連絡しております。
連絡が来ていないというお客様はこちらのリンクよりお問い合わせください。
お手数をおかけしてしまい大変恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、本イベントは延期の予定ではございますが現時点では次回の開催日時は未定です。
開催の際は改めて告知をいたしますのでご了承ください。
吉岡乾さんの『現地嫌いなフィールド言語学者、かく語りき。』が創元社より昨年8月に刊行され、以来各所で話題になっています。
本書は大阪にある国立民族学博物館に勤務され、言語学者である吉岡さんがパキスタンとインドの山奥で、少数言語といわれる七つの言語を調査、研究した記録です。
B&Bでは刊行を記念したトークイベントを開催いたします!
ゲストには松田美緒さんをお呼びしました。
六言語を操り世界中で音楽活動を重ねる、歌う旅人である松田さんからみて吉岡さんのフィールドワークはどのように映ったのでしょうか。
消えゆく歌や言語について身体を駆使して研究、活動をされているお二人の初めての対談、ぜひご参加ください!
【出演者プロフィール】
吉岡乾(よしおか・のぼる)
国立民族学博物館准教授。専門は記述言語学。博士(学術)。
1979年12月、千葉県船橋市生まれ。
2012年5月、東京外国語大学大学院博士課程単位取得退学。
同9月に博士号取得。
博士論文の題は「A Reference Grammar of Eastern Burushaski」。
2014年より、現職。
大学院へ進学した2003年よりブルシャスキー語の研究を開始し、その後、パキスタン北西部からインド北西部に亙る地域で、合わせて7つほどの言語を、記述的に調査・研究している。
著書に『なくなりそうな世界のことば』(創元社)。
松田美緒(まつだ・みお)
ポルトガル語やスペイン語など六ヶ国語を操り世界中で音楽活動を重ねる、歌う旅人。
10代でポルトガルの歌ファドに出会い、20代でリスボンに留学。
ブラジルの音楽祭出演をきっかけに、リオ・デ・ジャネイロで録音した1stアルバム『アトランティカ』で2005年ビクターよりデビュー。
南米や欧州の国々で現地を代表する数々のミュージシャンと共演、アルバム制作を重ねる一方、2012年より日本内外の忘れられた歌を発掘し、現代に蘇らせている。
2014年に発表したCDブック『クレオール・ニッポン うたの記憶を旅する』は高い反響を呼び、文藝春秋『日本を代表する女性120人』に選ばれる。
2016年と2017年、日本テレビ系列『NNNドキュメント』で松田美緒の活動を追ったドキュメンタリーが放映される。
日本全国そしてパラオで撮影した『ニッポンのうた』は『坂田記念ドキュメンタリー賞グランプリ』、ブラジルで撮影した『移民のうた』は『ギャラクシー賞奨励賞』を受賞。
19年、大分の歌の発掘プロジェクトによるアルバム『おおいたのうた』と、かつてのブラジル移民の人たちの想いがつまった歌集として松田美緒+土取利行『月の夜のコロニア~ブラジル移民のうた』を発表。
時空を超えるその歌声には、彼女が旅した様々な土地の記憶が宿っている。
HP
時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1500円+ドリンク500円(ともに税別)
■当日2000円+ドリンク500円(ともに税別)