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2020年4月、書肆侃侃房から創刊される文学ムック「ことばと」の創刊記念イベントです。
ことばとは、ことばと(言葉と)何か/誰かの新たなる関係性、そこに今なお眠っているはずの沢山の可能性を、おおらかで自由な、そして大胆不敵なアプローチで探り当てていきたいと考えています。
記念すべき創刊イベントには、ともに創刊号に小説を寄稿してくださっている、詩人のマーサ・ナカムラさんと、いぬのせなか座の山本浩貴さんをお迎えして、ことばと編集長の僕、佐々木敦と三人で、あれこれお喋りしたいと思います。
マーサ・ナカムラさんの「帝都の墓/阿弥家の墓参り」は彼女にとって初めての小説作品! 山本浩貴さんの「pot hole(楽器のような音)」も、近年は主に批評/デザインの分野で活躍してきた山本さんにとって久々の小説です! いったいどんな話題が飛び出すか、僕も今からワクワクしています。
よろしくお願いします。(ことばと編集長 佐々木敦)
日程:2020年4月17日 (金)
時間:19:00〜20:30 開場 18:30〜
料金:1,540円(税込)
定員:50名様
会場:本店内 小教室
佐々木敦 ささき・あつし
HEADZ主宰。ことばと編集長。芸術文化の複数の領域で活動。著書多数。近著に『私は小説である』(幻戯書房)、『この映画を視ているのは誰か?』(作品社)、『アートートロジー』(フィルムアート社)。はじめての小説「半睡」を新潮2020年4月号に発表。
マーサ・ナカムラ まーさ・なかむら
詩人。1990年、埼玉県生まれ。2016年、第54回現代詩手帖賞受賞。2017年、思潮社より初詩集『狸の匣』刊行。2018年、第23回中原中也賞受賞。2020年2月、同社より第二詩集『雨をよぶ灯台』刊行。
山本浩貴 やまもと・ひろき
1992年愛媛県生まれ。制作集団「いぬのせなか座」主宰。小説や詩の制作、批評のほか、同メンバーのhとともにデザインや編集、パフォーマンスを行う。主な小説に「草のあいだから」(『文鯨』2号)。主な批評に「新たな距離 大江健三郎における制作と思考」(『いぬのせなか座』1号)、「制作的空間と言語 「あそこに私がいる」で編まれた共同体の設計にむけて」(『エクリ』)。主な編集・デザインに「現代詩アンソロジー「認識の積み木」」(『美術手帖』2018年3月号)、吉田恭大『光と私語』(いぬのせなか座叢書3)。主なパフォーマンスに「空間と記述」(駒込倉庫)。
書籍情報
文学ムック「ことばと vol.1」
「たべるのがおそい」終刊から一年。
書肆侃侃房より新たな文学ムックを創刊します。
A5、並製、240ページ
定価:本体1,500円+税
ISBN978-4-86385-396-6 C0495
編集長:佐々木敦
【巻頭表現】
福田尚代
【座談会】
柴田聡子×又吉直樹×佐々木敦
【創作】
阿部和重 小笠原鳥類 片島麦子 小林エリカ 佐川恭一
千葉雅也 保坂和志 マーサ・ナカムラ 山本浩貴(いぬのせなか座)
【翻訳】
ウティット・へーマムーン/福冨渉訳
【本がなければ生きていけない】
伊藤亜紗 堤雄一(古書 防破堤)