アートを「チーム」で「企画」してみる　〜安齋肇氏×しりあがり寿氏×白根ゆたんぽ氏×薙野たかひろ氏が語る〜「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」

アートを個人でなく、チームや集団、ユニットで制作するとき、これまでに存在しえなかったアートの世界が出現します。そこに必要なのは「企画力」です。アートの引力とハートで繋がった時、ひとは想像を超える隠れた感性と感覚を発揮します。
『タモリ倶楽部』の空耳アワーで知られるイラストレイターの安齋肇氏の発案で結成された「宿題工作展」の4名のメンバーがご登壇するスペシャルなトークイベントでは、その極意と企画のツボをうかがいます。
「宿題工作展」の現在のメンバーは、朝倉世界一氏、安齋肇氏、白根ゆたんぽ氏、しりあがり寿氏、高橋キンタロー氏、薙野たかひろ氏、なんきん氏、パラダイス山元氏、ミック・イタヤ氏の9名。
イラストレイター、グラフィックデザイナー、漫画家、写真家、ミュージシャン、アートディレクター、アーティストと各分野で活躍するクリエイターたちです。
不確定で不安定な時代、「個」の表現力に加えて、ときにチームやユニットによる方法が有効なケースが多く生まれはじめています。それはアートのフィールドに限らない現象です。

「宿題工作展」は、2015年の「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」（9/12～11/23）に参加します。
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」は、六甲山の土地柄や景観をいかした現代アート作品を通して、六甲山の魅力を再発見してもらう事をテーマにした展覧会です。
総勢35組のアーティストたちによる展示やワークショップ、パフォーマンスが秋の訪れとともにはじまり紅葉のシーズンまでつづきます。
「観光アート」としての「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」の魅力と同時に、美しい自然と歴史文化に包まれた六甲山の魅力も見逃せません。
「宿題工作展」の皆さんと、まずはトークを通して”旬”なアイデアに満ちた、愉快な”芸術散歩”をしてみませんか。この機会は逃せません！

3号館1階の「旅行フロア」でも、「関西への旅」×「アート」にちなんだコーナーを設けております。今年の秋、関西圏へのご旅行の計画には、「六甲ミーツ・アート」と六甲山の自然散策をくわえてみたらいかがでしょうか。

■2015年「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」の前売り参加券（大人・小人）を、8月1日より販売中（2号館1階アートカウンターにて）

【参加方法】
〔対象商品〕 ①2015年「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」（9/12Η～11/23）前売り券　（大人1,550円（税込）/子人780円（税込))
※8月1日より当店店頭にて販売致します。（トークイベント当日も前売り券をご購入頂けます。）＊前売り券1枚につきトークイベントご参加1名様となります。
②イベント参加チケット(1,000円／税込）

上記対象商品、①②を店頭、お電話（03-3770-2525）にてお買い上げの方に、イベント参加券をお渡し致します。

【定員】
60名

【プロフィール】
安齋肇（Anzai Hajime）
イラストレーター、アートディレクター1953年東京都生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。デザイン事務所(3年)、山小屋の住み込み(1週間)、レコード会社勤務(3年)を経て1982年フリー。レコードジャケットやツアーパンフレットのデザイン、雑誌連載や映像制作など、作品の完成度と共に遅筆・遅刻で知られる様になる。1992年、TV朝日『タモリ倶楽部』空耳アワーに出演し、軽い笑い声で話題となる。現在も「フーレンズ」などの音楽活動、NHK BS『笑う洋楽展』など出演。また宮藤官九郎との絵本『WASiMO』や自身の作品集などがある。
http://www.office-123.com/harold

白根ゆたんぽ（Shirane Yutanpo）
イラストレーター1968年埼玉県深谷市生まれ、桑沢デザイン研究所卒業後フリーのイラストレーターとなる。幅広いタッチで様々な媒体に作品を提供している。最近の仕事にAKB48シングル「心のプラカード」ジャケット。BRUTUS No.792「読書入門。」表紙イラストなど。
http://yuroom.jp

しりあがり寿（Shiriagari Kotobuki）
漫画家1958年静岡市生まれ。1981年多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業後キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、広告宣伝等を担当。1985年単行本『エレキな春』で漫画家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。1994年独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表、マンガ家として独自な活動を続ける一方、近年ではエッセイ、映像、ゲーム、アートなど多方面に創作の幅を広げている。
http://www.saruhage.com

薙野たかひろ (Nagino Takahiro)
フリーイラストレーター1952年福岡生まれ。多摩美術大学グラフィック科卒業。フリーイラストレーター。広告、TVCM、キャラクターなどのイラストレーション。代表作としてスタジオアルタのポスター(1983～2003)、リクルートB-ingの表紙、ミスタードーナッツのプレミアムグッズ、POSH BOYのグラフィックなど。著書に絵本『これはあっこちゃん』(谷川俊太郎/文）､作品集『HELLO NAGINO POSTERS』がある。1982年から毎年作ってる『PAPER CALENDAR』は、今年で33年目になる。東京イラストレーターズソサエティ会員。

坂本浩章（Hiroaki Sakamoto）
1966年神奈川生まれ、公益財団法人彫刻の森芸術文化財団　環境芸術担当部長。筑波大学芸術専門学群総合造形専攻修了。CM、TV、テーマパークなど美術制作を経て、現職に就く。主にパブリックアートのコンサルタントを行い、「丸の内仲通りストリートギャラリー（東京・丸の内）」、「白川公園彫刻プロムナード（名古屋市）」「福井市彫刻のあるまちづくり（福井市）」「裏界線アートプロジェクト（長野県飯田市）」「比叡山彫刻プロムナード」「アートプジェクト和歌浦の丘（和歌山市）」「熊野の森アート＆ミュージックプロジェクト（那智勝浦町）」「六甲ミーツアート芸術散歩」他