2020年4月18日(土)

【開催中止】『本と本屋の未来を考える』第二弾 武部好信 × 増山実 × 木村元彦トークイベント「文化のインフラとしての本屋のあり方」

【隆祥館書店】

新型コロナウイルスの感染予防のため、会場にお越しいただくイベントの中止を決定しました。
すでにお申し込みを頂いている方々にこの決定とご返金についてのご案内を差し上げたところ、中止をご理解いただいた上で、「キャンセルによる返金よりもこの非常時だからこそ、本や、本屋ができる、文化のインフラとしてのあり方についての先生方の意見をぜひ聞きたい」との企画に対する強い要望がありました。

予定されたゲストの方たちと協議をした結果、岩田健太郎先生のご助言も仰ぎ、三密を避けるための大きなSD(社会的距離)を確保した広い開放スペース、あるいはスカイプなどでの参加によって3人で討論を行い、頂いたご要望の実現に向けて対応するということに致しました。

ご要望に応えて下さり、今回の議論に参加いただくゲストの方々の著作は以下の通りです。

エッセイスト・武部好伸さんの『ビジュアル版 ヨーロッパ「ケルト」紀行』
作家の増山実さんの『甘夏とオリオン』
ジャーナリストの木村元彦さんの『争うは、は本意ならねど』

さらに今回は感染症の専門医、岩田健太郎先生が緊急出版された『新型コロナウイルスの真実』も入荷して議論の中でも触れようということになりました。

※「本と本屋の未来を考える」第二弾「文化のインフラとしての本屋のあり方」 についてご意見いただけましたら幸いです。

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コロナウイルスで、プロスポーツ、コンサートや演劇の延期や、中止が相次ぎました。
さらには、幼稚園や、学校が休校になりました。隆祥館でも予定していたイベントの断念を余儀なくされました。
そんな折、地域のお客様が来られ、「図書館も閉館になったからもうどこも行けないの。本屋さんが近くにあって良かったわ」と言って下さったのです。
このような非常時の際に地域の本屋だからできることは何だろうか。
あらためて悩み、考えました。
自粛が続いている今だからこそ、本に親しんでいただく場の提供はどうか。
もちろん感染については最大限の注意を施します。
その上で文化のインフラとして本屋はどうあるべきか。
これもまた「本と本屋の未来」に関することとして、地元出身のエッセイスト、武部好伸さんと、懇意にさせていただいている増山実さん、「13坪の本屋の奇跡」著者の木村元彦さんにお越しいただき、一緒に考えてみたいと思っています。
当日は、ありがたいことに重版が決まった「13坪の本屋の奇跡」、そしてお越し下さる先生方の本はもちろん、感染症専門医 岩田健太郎著「新型コロナウイルスの真実」もご購入いただけます。
いつものイベントのように「この機会にぜひ!」とは書きませんが、本屋として
非常時に地域の方が集う場所として、意見を頂き、活かすことができれば嬉しいです。

武部好信 プロフィール】

増山実 プロフィール】
1958年大阪府生まれ。
2012年に『いつの日か来た道』で第19回松本清張賞最終候補となり、それを改題した『勇者たちへの伝言』で2013年デビュー。
同作は2016年、「第4回大阪ほんま本大賞」を受賞。
2019年12月、最新作『甘夏とオリオン』(KADOKAWA)を刊行。
他の著書に『空の走者たち』、『風よ僕らに海の歌を』
『波の上のキネマ』がある。

木村元彦 プロフィール】
1962年生まれ。
2006年『オシムの言葉』でミズノスポーツライター賞最優秀賞。
同書は第52回青少年読書感想文コンクールの課題図書にもなった。
著書に『誇り』『蹴る群れ』『終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ』『争うは本意ならねど』(2012年サッカー本大賞)『徳は孤ならず』(2017年広島本大賞)『橋を架ける者たち――在日サッカー選手の群像』『新版 悪者見参』などがある。

【4月18日イベント開催に当たってのご案内とご注意】
※新型コロナウィルスにまつわる政府の方針が2月26日に発表され、多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等については、2月26日より中止、延期又は規模縮小等の対応を要請する指針がありました。
また3月24日には東京五輪2020の延期も発表がなされました。
当イベントにおいては、小規模開催であること、また近隣の方の参加者が比較的多いことから、消毒等の感染予防を十分に行った上で、開催を予定しております。
●マスクについては、可能な限りでの着用のご理解を相互にお願い致します。
●お部屋の換気は、イベント本番中も常時行います。会場入室の際の手洗い、アルコール消毒等を徹底して行います。
●お申込み段階も含めて参加された方のご住所、連絡先をご記帳頂きます。個人情報については取り扱いを留意致します。
●椅子の配置など、離れて座っていただくようなゆとりあるレイアウトさせていただきます。
またご高齢の方におかれましては、特に配慮をさせて頂きます。
どうぞ、皆さまのご協力で実りあるイベントにさせて頂きたく思います。
現段階においては開催方向にしております。
しかしながら、状況に応じては変更する場合もございますので、その際は改めて
ご連絡させていただきます。

【今回のイベントの関連書籍】
①「新型コロナウイルスの真実」感染症専門医 岩田健太郎著990円
②「ケルト紀行 ビジュアル版」武部好伸 著1980円
③「甘夏とオリオン」 増山実 著 1760円
④「争うは本意ならねど」木村元彦 著 825円
⑤「13坪の本屋の奇跡 闘いそしてつながる」木村元彦 著 1870円
のうちどれかお選び下さい。

『本と本屋の未来を考える』第二弾
テ-マ 「文化のインフラとしての本屋のあり方」
▼ゲスト
エッセイスト 武部好伸
作家 増山実
ジャ-ナリスト 木村元彦

開催日: 2020年4月18日 土曜日
時間:14:30開場  15:00~17:00
会場:隆祥館書店多目的ホ-ル
参加費: 1.500円 (本は、5冊のうちのいずれかを選択して参加費と共にお手続き下さい。)
当日の場合:参加費500円アップになります。(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)

*振込先
三井住友銀行上町支店
(普通) 1353923
カ)リュウショウカンショテン
※ お振込みのお客様は、振込票をご持参ください。

申込み・お問合せ:隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
*Eメ-ルryushokan@eos.ocn.ne.jp
主催: 隆祥館書店
後援: ころから・集英社・KADOKAWA・KKベストセラ-ズ・彩流社

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