パソコンに向かって、原文と日本語の訳文をにらみながら、ふっと翻訳作業の手を止めて眼鏡をふく。 画面から目を離して、曇った眼鏡を丁寧に布でふいていると、そうだった!と気づく。 クリアになった眼鏡をかけなおし、またパソコン画 »続きを読む
くぼたのぞみ
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2018年6月16日(土)
金原瑞人 × 温又柔 × くぼたのぞみ 「今の日本で光を放つ、移民文学の魅力」 サンドラ・シスネロス『マンゴー通り、ときどきさよなら』(くぼたのぞみ訳 / 白水社)刊行記念
アメリカの移民社会を少女の視点からリアルに描いた『マンゴー通り、ときどきさよなら』(サンドラ・シスネロス著、くぼたのぞみ訳)がUブックスで蘇りました!本書は、全米の中学、高校、大学で必読書となっている名著です。 Uブック »続きを読む
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2018年6月9日(土)
都甲幸治 × くぼたのぞみ 「第3回「境界から響く声たち」読書会――J. M. クッツェーをくぼたのぞみさんと読む」 『モラルの話』(人文書院)刊行記念
20世紀が終わったのはもう二昔前のこと。でも面白い文学作品はたくさんありますよ。本読書会では英語圏文学の中からいくつかを選んで、4回にわたって語り合います。 第3回のお相手は翻訳家のくぼたのぞみさん。 今回はクッツェー作 »続きを読む
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2017年5月20日(土)
くぼたのぞみ × 星野智幸「”フェミニスト”が生まれかわる」『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』(河出書房新社)刊行記念
ナイジェリアに生まれ、アメリカとナイジェリアに暮らす作家チママンダ・ンゴズィ・アディーチェが、2012年12月にTEDxEuston(アフリカに焦点を当てて毎年開かれている会議)で行なったスピーチ「We Should A »続きを読む
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2016年7月16日(土)
くぼたのぞみ × ぱくきょんみ × 清岡智比古 「黒い女たちの影とともにたどる旅 ボードレールからクッツェーまで」 『鏡のなかのボードレール』(共和国)刊行記念
最近もコミックのタイトルに使われ、いまなお読み継がれているシャルル・ボードレールの詩集『悪の華』。詩人の生涯の恋人ジャンヌ・デュヴァルは黒人と白人の混血で、カリブ海の出身といわれています。『悪の華』に収められた「ジャンヌ »続きを読む