2020年6月27日(土)

菱田信也さんトークイベント 聞き手:福嶋聡 『芝居小屋戦記 神戸三宮シアター・エートーの奇跡と軌跡』(苦楽堂)刊行記念

【ジュンク堂 難波店】
その名の由来は1980年代の大阪芸大、劇団☆新感線と南河内万歳一座を生んだ伝説のプレハブ建屋「A棟」。
支配人は大阪芸大OGにして千葉真一直系のアクション女優兼理事長夫人。
こけら落としはつかこうへい「熱海殺人事件 売春捜査官」。
小さいけれど設備は豪華。
本物の檜舞台、宙づり演出可能な天井高、シャワー完備の広い楽屋、舞台と同じ広さの練習スタジオ、高級クルーザー用の椅子を使った観客席路地裏50坪のコインパーキングを潰して生まれた奇跡の純民間劇場は、何人もの地元演劇人を正社員として雇用し、コロナ禍で劇場受難のこの時代に笑顔で立ち向かう。なぜそんなことが可能なのか?
この劇場の芸術監督=読売文学賞受賞の脚本家である著者菱田信也に、かつて神戸の小劇場での演劇活動経験のある福嶋聡が訊きます。

※お客様へのお願い:ご来場の際は、マスク着用をお願い申し上げます。
また、会場に、消毒用アルコール、手袋等を設置いたしますので、ご利用下さいませ。

■開催日時… 2020年06月27日(土) 16:00~18:00
■会場… 3階カウンター前特設会場。入場料無料(定員30名)
■受付… 3階カウンター 電話予約可 06-4396-4771

【プロフィール】
菱田信也(ひしだ・しんや)
1966年、神戸市生まれ。劇作家・脚本家・演出家。
神戸三宮シアター・エートー芸術監督。
劇場付属劇団「hishidas」「Jr.ミュージカル劇団 ミュージェルKobe」主宰。
よしもとライターズアカデミーウエスト総合学科長。
主なテレビドラマ脚本作品に「再生の町」(NHK、2009)、「ジウ〜警視庁特殊班捜査係」(誉田哲也原作、テレビ朝日、2011)ほか。
2001年、戯曲『いつも煙が目にしみる』で第1回近松門左衛門賞優秀賞受賞。
2006年、戯曲『パウダア〜おしろい〜』で、第57回読売文学賞(戯曲シナリオ部門)受賞。
2019年、神戸市文化奨励賞受賞。著作に『再生の町』(TAC出版、2010)、『震災脚本家 菱田シンヤ』(エピック、2015)。

福嶋 聡(ふくしま・あきら)
1959年兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科卒。
82年、ジュンク堂書店入社。
同年開業の大型専門書店「サンパル店(神戸)」に6年勤務ののち、88年の京都店立ち上げから10年間勤務。
仙台店、池袋本店、大阪本店を経て、2009年7月より難波店店長。

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