2020年7月27日(月)

稲葉俊郎 × 坂口恭平トークイベント 私たちの「新しい場」と「自分でつくる薬」 『いのちは のちの いのちへ 新しい医療のかたち』(アノニマ・スタジオ)『自分の薬をつくる』(晶文社)ダブル刊行記念


一生というスパンのなかで「健康」や「病」、「いのち」を捉えること、そして「感覚」を開くことの重要性。
これから必要な「医療」とは、誰もが主体的に関われる「場」であり、「開かれた対話」だと説きます。
医療は孤立した存在ではなく、私たちの生活をとりまくすべてに関わるもの―—私たちの「新しい場」を考える一冊『いのちは のちの いのちへ』を刊行された稲葉俊郎さん。

誰にも言えない悩みは、みんなで話そう。坂口医院0円診察室、開院します。
「悩み」に対して強力な効果があり、心と体に変化が起きるとは?
2019年に実際に行われたワークショップを誌上体験。
「いのっちの電話」では、なぜ電話をかけた人たちが楽になり、元気になれるのか。
いったい何がそこで起こっているのか。
その秘密が明かされる『自分の薬をつくる』を刊行された坂口恭平さん。

両書の刊行を記念して、私たちの「新しい場」と「自分でつくる薬」をテーマに、おふたりのトークイベントを開催いたします。
どうぞご期待ください。

※WEB会議ツール「Zoom」を使用して実施します。passmarket-master@mail.yahoo.co.jp (配信専用アドレス)より前日と当日にウェビナー登録のURLをお送りします。どちらかで登録をお願いいたします。(URLの共有は禁止いたします。)
※インターネットに接続したパソコンや、タブレット端末、スマートフォンが必要になります。
※スマートフォン、タブレット端末の場合、事前に「Zoom」のアプリダウンロードが必要です。

【プロフィール】
稲葉俊郎
1979年、熊本生まれ。医師。
東京大学医学部付属病院循環器内科助教を経て、2020年4月より軽井沢病院の総合診療科医長、信州大学社会基盤研究所特任准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、東北芸術工科大学客員教授に就任。
山形ビエンナーレ2020では芸術監督も務める。
医療の多様性と調和への土壌づくりのため、西洋医学だけではなく伝統医療、補完代替医療、民間医療も広く修める。
未来の医療と社会の創発のため、伝統芸能、芸術、民俗学、農業など、あらゆる分野との接点を探る対話を積極的に行い、講演・勉強会なども各地で行っている。
音楽、絵画などにも造詣が深く、さまざまなジャンルにおいて医療との接点を模索。
共著に『見えないものに、耳をすます』(アノニマ・スタジオ)、著書に『いのちを呼びさますもの ―ひとのこころとからだ―』(アノニマ・スタジオ)、『ころころするからだ』(春秋社)、『からだとこころの健康学』(NHK出版)。
www.toshiroinaba.com

坂口恭平
1978年、熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。
2004年に路上生活者の住居を撮影した写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。
以降、ルポルタージュ、小説、思想書、画集、料理書など 多岐にわたるジャンルの書籍、そして音楽などを発表している。
2011年5月10日には、福島第一原子力発電所事故後の政府の対応に疑問を抱き、自ら新政府初代内閣総理大臣を名乗り、新政府を樹立した。
躁鬱病であることを公言し、希死念慮に苦しむ人々との対話「いのっちの電話」を 自らの携帯電話(090-8106-4666)で続けている。
12年、路上生活者の考察に関して第2回吉阪隆正賞受賞。
14年、『幻年時代』で第35回熊日出版文化賞受賞、『徘徊タクシー』が第27回三島由紀夫賞候補となる。
16年に、『家族の哲学』が第57回熊日文学賞を受賞した。
現在は熊本を拠点に活動。
2023年に熊本市現代美術館にて個展を開催予定。
近刊に『cook』(晶文社)、『まとまらない人』(リトルモア)など。

日程 / 2020年7月27日 (月)
時間 / 20:00~21:30
料金 / 1,320円(税込)
定員 / 100名様
会場 / ※WEB会議ツール「Zoom」を使用して実施します。

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