2020年11月12日(木)

【オンライン配信(Zoom)】奥野克巳 × 石倉敏明トークイベント「人類学はいま、何をしようとしているのか」

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『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(亜紀書房)で、ボルネオ島の熱帯雨林に生きる狩猟民「プナン」と暮らした体験から得た数々の驚きと人間の底知れぬ面白さを描いて、大きな話題をさらった文化人類学者・奥野克巳さんが、新著二冊を刊行します。

人間の精神にいまなお眠る「アニミズム」を、「こんまり」から「風の谷のナウシカ」、ベルクソン、ユング、西田までを渉猟しつつ探求した『モノも石も死者も生きている世界の民から人類学者が教わったこと』(亜紀書房)。

反省も謝罪も感謝もしない「プナン」たちとのフィールド体験を、マンガという「非言語」の形式で表現する「マンガ民族誌」にチャレンジした『マンガ人類学講義ボルネオの森の民には、なぜ感謝も反省も所有もないのか』(日本実業出版社)

この二冊で、最前線に立つ人類学者が考え、伝えたかったこととは何か。
今、人類学はどこへ向かおうとしているのか。

今回のイベントでは、アートと人類学を横断的に論じ、2019のヴェネツィア・ビエンナーレ日本共同代表にも選ばれた芸術人類学者・石倉敏明さんを迎え、二冊の読みどころを語りつつ、息苦しい世界に風穴をあける文化人類学の可能性について語り合います。

【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Peatix」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【対象商品】
・イベント参加券(1,300円/税込)
・書籍『モノも石も死者も生きている世界の民から人類学者が教わったこと』(亜紀書房1,870円/税込)+イベント参加券(1,000円/税込) セット 2,870円(税込)
・書籍『マンガ人類学講義 ボルネオの森の民には、なぜ感謝も反省も所有もないのか』(日本実出版社1,980円/税込)+イベント参加券(1,000円/税込) セット 2,980円(税込)
・書籍『モノも石も死者も生きている世界の民から人類学者が教わったこと』(亜紀書房1,870円/税込)+ 書籍『マンガ人類学講義 ボルネオの森の民には、なぜ感謝も反省も所有もないのか』(日本実出版社1,980円/税込) +イベント参加券(500円/税込) セット 4,350円(税込)

▶ お申込みはこちら
受付締め切り: 2020年11月12日(木) 19:30まで

【オンラインイベント アーカイブ配信のお知らせ】
本オンラインイベントにお申込みのお客様は、イベント終了後、一定期間イベントのアーカイブ配信をご視聴頂けます。
日時にご都合がつかない場合や、もう一度見たい場合などにご利用ください。
なお、イベント終了後は、アーカイブ配信のみの販売等はございませんのでご注意ください。
アーカイブ配信視聴方法につきましては、対象商品をご購入のお客様あてに、当日イベント開始前に送信される「リマインドメール」にてご案内いたします。

– オンライン配信イベント(Zoom)につきまして –
代官山 蔦屋書店主催のオンライン配信イベントは、Zoomのウェビナー機能を使ってライブ配信をいたします。
ご覧いただくには、インターネット環境が必要です。
※ イベントはPC、スマホ、タブレットからご視聴可能ですが、 事前にZoomのアプリを予めダウンロードしていただく必要がございます。 お手数ですが、下記よりイベント前にダウンロードをお願いいたします。
こちらよりアプリのダウンロードが可能です。
※ 今回のイベントで利用するウェビナー機能では、ホスト、パネリスト以外に、視聴者の皆様のお顔が配信画面に映ることはありません。
※ 「チャット」機能を使って皆さまからの質問やコメントをお寄せいただくことが可能です。
※ 本イベントはライブ配信イベントです。録音録画はご遠慮願います。
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※ URLの共有、第三者への譲渡はご遠慮ください。
※ ご視聴の通信環境の悪化などにより、配信が途切れた場合の返金はいたしかねます。

– 参加券購入からご参加までの流れ –
① ご予約、お申し込みはイベントチケット予約・販売サービス「Peatix」にて行います。代官山 蔦屋書店での販売は行っておりません。ご注意くださいませ。「Peatix」にて参加券をお申し込み後、ご購入確認メールをお送りします。

② 後日、Zoomウェビナーへの招待メールをお送りします。その際、下記ドメインのメールを受信できるように、 迷惑メール設定から解除、もしくは受信設定をお願い致します。「@peatix.com」

③ メールに記載されたURLのリンクからご視聴いただけます。 ウェビナー視聴の際に、お名前とメールアドレスの入力画面が表示されますので、ご入力をお願いいたします。

※Zoomアプリのダウンロードがされている場合は、アプリが起動し、イベントにご参加いただけます。

④ 入力後、次のような画面がでてまいりますので、接続までお待ちください。

⑤ こちらで視聴の準備が整いました。当日は開始時間の15分前から接続可能でございます。Zoomのご利用が初めての方、視聴に不安のある方は早めにご確認をお願いいたします。

ご不明な点がございましたら「daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp」に事前にお問い合わせください。

【プロフィール】
奥野 克巳 (おくの・かつみ)
1962年生まれ。立教大学異文化コミュニケーション学部教授。
20歳でメキシコ・シエラマドレ山脈先住民テペワノの村に滞在し、バングラデシュで上座部仏教の僧となり、トルコのクルディスタンを旅し、インドネシアを1年間経巡った後に文化人類学を専攻。
1994~95年に東南アジア・ボルネオ島焼畑民カリスのシャーマニズムと呪術の調査研究、2006年以降、同島の狩猟民プナンとともに学んでいる。
著作に、『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(2018年、亜紀書房)など多数。
共訳書に、エドゥアルド・コーン著『森は考える 人間的なるものを超えた人類学』(2016年)、レーン・ウィラースレフ著『ソウル・ハンターズ シベリア・ユカギールのアニミズムの人類』(2018年、亜紀書房)、ティム・インゴルド著『人類学とは何か』(2020年 亜紀書房)

石倉 敏明 (いしくら・としあき)
1974年生まれ。芸術人類学・神話学。
秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻、大学院准教授。
明治大学野生の科学研究所研究員。
共著『Lexicon現代人類学』『野生めぐり』『人と動物の人類学』『タイ・レイ・タイ・リオ紬記』等。
第58回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示帰国展「Cosmo-Eggs 宇宙の卵」(2020年 6月23日-10月25日)

会期 / 2020年11月12日(木)
定員 / 100名
時間 / 19:30~21:30(15分前より接続可能です)
場所 / Zoomウェビナー機能を使用したオンラインライブ配信
主催 / 代官山 蔦屋書店
共催・協力 / 亜紀書房・日本実業出版社
問い合わせ先 / daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp

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