2015年11月10日(火)

「筆を持って文字を書いてみよう! 橘流寄席文字ワークショップ」

「TypeTalks」はゲストが一方的に教えるセミナーではなく、会場の参加者と交流しながら楽しく進めるトークイベントです。ゲストと参加者の活発な意見交換を目的としているので、時には話が横道にそれることも(そのように回り道に見えるのが、じつはタイポグラフィの近道なんです)。タイポグラフィに関心のある方ならどなたでも参加でき、ゲストと参加者が気軽に話せる会として2010年11月から青山ブックセンター本店で隔月開催されています(企画は、タイプディレクターの小林章、欧文活字組版の髙岡昌生、担当編集者の宮後優子が行い、青山ブックスクールで運営をしています)。
昨年11月のTypeTalks26では、寄席文字と勘亭流の書家をお招きし、それぞれの文字の違いを書き分けていただくイベントを行いました。今年はさらにパワーアップし、寄席文字を実際に書くワークショップを開催します。昨年のゲスト、橘流寄席文字の橘右龍さんの手ほどきで寄席文字を書いてみるという体験型のイベントです。 最初にタイプディレクターの小林章さんから寄席文字と書体デザインについてのお話をうかがったあと、右龍さんの指導を受けながら寄席文字を書く体験をしていただきます。自分で書いてみることによって、文字と空間のバランスの取り方や書体デザインとの共通点を体感できるはずです。橘流寄席文字の指導が受けられる絶好の機会ですので、皆様ふるってご参加ください。
* 筆や紙などの道具はすべて教室でご用意いたします。
*墨の汚れが気になる方は、エプロンやスモックなどを持参ください。
* トーク中のスライドの撮影、音声の録音、TwitterなどのSNSやブログなどで、内容について詳細に掲載されることはご遠慮ください。
* 今回は終了時間が遅くなるため、懇親会の予定はありません。
* 第33回は2016年1月頃を予定。ほぼ隔月開催を予定しています。

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