2021年1月30日(土)

西郷孝彦先生と臨床心理士・宝上真弓先生による リアル & リモート・トークイベント『子どもが“自分の可能性”に気づくために私たちができること』

【隆祥館書店】
**********隆祥館書店からのお知らせ**********
新型コロナウイルスの影響で学校現場が大きな打撃を受けています。
厚生労働省によると、2020年の4月から11月の小中高校生の自殺者数は、昨年同時期より3割近くも増えています。
休校期間が長引いたことにより、人間関係を築くことが苦手な子どもたちがさらに苦戦していたり、心の結びつきを強める行事が中止される中、そのストレスが問題行動として表れたり・・・と、教育関係者の皆さんは、それぞれに戸惑いや困りごとがあるのではないでしょうか。
そんな中、隆祥館書店では、皆さんと一緒に子どもがまさにいま抱える問題について考えることができないかと、東京・世田谷区立桜丘中学の西郷孝彦(前)校長にご登壇をお願いすることに致しました。
西郷孝彦先生は、NHKのドキュメンタリー番組『ノーナレ―校長は反逆児―』や、道上洋三さんのラジオ番組等でご存知の方も多いことと思いますが、校則や定期テスト、チャイムもなく服装も自由、普通の中学校では“当たり前”とされることからの解放を実践されました。
西郷さんが校長として着任当時の桜丘中学校は、先生の怒声が飛び交うような状況だったものの、校長を中心に、先生と生徒が一緒になって、理不尽な規則や子どもの人権を無視するような決まり事を少しずつなくしていきました。
その結果、いじめはなくなっていき、不思議なことに平均学力や有名校への進学者数も大幅に伸びたそうです。
退職される前年の夏、臨床心理士の宝上真弓先生と見学に行かせていただきました。
常に扉が開いた校長室は、リラックスした子どもたちの笑顔であふれ、西郷校長はじめ先生と生徒との距離を、驚くほど近く感じました。
生徒手帳には、校則ではなく、「子どもの権利条約」が記されています。
校内ではスマホもタブレットも自由、それどころか生徒のためのWi-fiまで飛んでいます。チャイムが鳴らないのに、いったいどのように授業が始まるのか?
生徒は自分で時間を管理して集ってくるのです。
下記は、西郷先生の言葉です。
「子どもの中には無限の可能性があります。自由を与えれば、自分で思考を深めます。人生に失敗はつきもの。決して干渉せずに優しく見守ってあげてください。
そうすればきっと、その子は自分の中の可能性に気づきます」
今回は、西郷孝彦先生に、スクールカウンセラーで公認心理師・臨床心理士でもある宝上真弓先生とともに、「過酷なコロナ禍において、子どもも大人も自分の中の可能性に気づくためにはどうしたらいいのか。」を、お聞きしたいと思います。
ご参加いただける方は、ぜひご質問や、お聞きになられたいことを事前にお寄せください。

【プロフィール】
西郷孝彦(さいごうたかひこ)
1954年横浜生まれ。
上智大学理工学部を卒業後、1979年より都立の養護学校(現:特別支援学校)をはじめ、大田区や品川区、世田谷区で数学と理科の教員、教頭・副校長を歴任。
2010年より10年間、世田谷区立桜丘中学校長に就任し、インクルーシブ教育を学校経営の中心に据え、校則や定期テスト等の廃止、ICTの活用、個性を伸ばす教育を推進した。
2020年3月退職。
NHK『ノーナレ―校長反逆児―』ほか出演。
近著に『校則なくした中学校たったひとつの校長ルール』
『「過干渉」をやめたら子供は伸びる』(ともに小学館)がある。

宝上真弓(ほうじょうまゆみ)
臨床心理士、公認心理士。
大学、大学院にて学校心理学や教育心理学について学ぶ。
中学校にて英語教諭として勤めた際に、家庭環境や子どもの育ちの理解には心理学がやはり必要だと痛感する。
現在は、幼稚園、小学校、特別支援学校にてスクールカウンセラーとして勤務。
園や学校において、子どもたちが健やかに成長するために心理学をどのように活かせるか
試行錯誤をする日々。
プライベートでは、5歳3歳の男子2人の母。
子育ては教科書通りにはいかない葛藤を感じた子育ての経験から「ママと赤ちゃんのための集い場」を隆祥館書店にて企画することになる。
「ママと赤ちゃんのための集い場」は、5年目になる。

聞き手:二村知子(ふたむらともこ)
井村雅代コーチ(当時)に師事し、シンクロナイズドスイミングを始め、現役時代はチーム競技で2年連続日本1位、日本代表として出場したパンパシフィック大会では2年連続世界第3に。
現役引退後、隆祥館書店に入社。
2011年から「作家と読者の集い」と称して作家と読者の思いを直接つなぐト-クイベントを開催、メディアでは、知らされていない真実を追求する場として注目されている。
2016年からは「ママと赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、2019年からは、臨床心理士である宝上真弓先生と子育てに悩む親御さんのために絵本選書の無料サ-ビスを始め、2020年、コロナ禍の中、一万円選書も始めている。

<テ-マ>
『子どもが“自分の可能性”に気づくために私たちができること』
西郷孝彦先生と臨床心理士・宝上真弓先生による
リアル&リモート・トークイベント

<対象書籍>『
校則なくした中学校たったひとつの校長ル-ル』
『「過干渉」をやめたら子どもは伸びる』
ともに小学館刊

開催日:2021年1月30日土曜日時間:10:00~12:00
会場: 隆祥館書店8階多目的ホール
リモ-トでも配信します。

会場の変更をしましたのでお知らせ致します。
※ドーンセンターから、 隆祥館書店8階多目的ホールに変更

【参加資格/リアルトークイベント(来場のうえ参加の場合)】
①費用:2,500円(内訳:参加費1,598円+『「過干渉」をやめたら子どもは伸びる』902円)
②費用:3,000円(内訳:参加費1,460円+『校則なくした中学校たったひとつの校長ル-ル』1,540円)
③費用:3,200円(内訳:参加費1,660円+木村泰子著『10年後に必要な見えない学力の育て方』1,540円)
※③は、上記対象書籍を2冊ともお持ちの方に限らせていただきます。

【参加資格/リモ-トイベント(オンラインで参加の場合)】
①費用:2,800円(内訳:参加費1,398円+『「過干渉」をやめたら子どもは伸びる』902円+送料500円)
②費用:3,100円(内訳:参加費1,060円+『校則なくした中学校たったひとつの校長ル-ル』1,540円+送料500円)
③費用:3,300円(内訳:参加費1,260円+木村泰子著『10年後に必要な見えない学力の育て方』1,540円+送料500円)
※③は、上記対象書籍を2冊ともお持ちの方に限らせていただきます。

●要予約・事前購入制とさせていただきます(※申込み順)
*振込先三井住友銀行上町支店(普通)1353923
カ)リュウショウカンショテン

※申込者には、後日アーカイブ動画もお送りします。当日ご都合が合わないかたも、ぜひご参加ください!
※コロナ禍での開催のため、延期の可能性もございます。ご了解のうえお申込みくださいますようお願い致します。
※リモート配信はZOOMを使用する予定です。リモートでの参加ご希望の方は、あらかじめZOOMのインスト-ルをお願い致します。
※リモートでのご参加の場合、弊社が送付するメールに記載のアドレスからZOOMにアクセスいただき、開始時間までにIDとパスワードをご入力のうえお待ちください。
※店頭もしくは、メ-ルで、お名前・ご住所(郵便番号含む)・お電話番号を明記のうえ、お申込みください。(※メ-ル送信及び遠方の方への送品のため)
※お申し込みの手続きを完了されたにもかかわらず、こちらからの連絡がない場合、
トラブルを避けるためにも、イベントの3日前までにお電話にてご一報
いただけますようお願い致します。

●申込み・お問合せ:隆祥館書店TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4谷町6丁目⑦番出口向かい
Eメ-ル:ryushokan@eos.ocn.ne.jp

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