2015年10月17日(土)

金沢百枝×保坂健二朗「時をこえる美術革命 ロマネスクから現代へ」『ロマネスク美術革命』(新潮社)刊行記念

――11~12世紀のロマネスクこそは、ヨーロッパ美術を大きく変える「革命」だった。宮廷文化から民衆文化への流れのなかで、知識より感情を、写実より形の自由を優先する新たな表現が、各地でいっせいに花ひらく。古代ギリシア・ローマやルネサンスだけがスタンダードではない。モダンアートにも通じる美の多様性を再発見する。――

美術史家・金沢百枝さんの最新刊、『ロマネスク美術革命』。てらいがなく、素朴で面白みのある造形に出会う楽しみと、この様式がなぜ生まれたのかという不思議。ロマネスク美術に関する最新の知見が詰まった本書の刊行を記念し、著者の金沢百枝さんと、東京国立近代美術館の保坂健二朗さんをお迎えして、たっぷりお話いただきます。

西洋美術における革命って、ほかにどんなものがある?ロマネスクと現代美術の共通点は?ロマネスクは中世のアール・ブリュット?……などなど、お二人ならではの切り口に注目です。当日は、ベルギーの修道院ビールを仕入れる予定です。(※ご希望の方はドリンク代を追加でいただきます)ドリンク片手に、お楽しみくださいませ。

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