※本イベントはオンライン配信でのみご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
詩人・田中庸介さん『ぴんくの砂袋』刊行記念イベントを開催いたします。
第四詩集となる本作は田中庸介さんの詩人としての30年の軌跡をたどる超大作。
ブックデザイン=祖父江慎さん+志間かれんさん(cozfish)、装画=中上あゆみさんによる、力の入った造本です。
51歳、細胞生物学者、それに詩人。二児の父。
震災、介護、娘の誕生――。
この詩集にはたくさんの別れと出会いが、独特のみずみずしい言葉で書き込まれています。
本詩集が開こうとする、新しい「もうひとつの言葉の力」。
言葉の意味とは、そしてもうひとつの力とは。
著者の田中庸介さんに加え、詩人の宗近真一郎さん、永方佑樹さんをお迎えして、詩の持つ「もうひとつの言葉の力」に迫ります。
トーク、そして趣向を凝らした詩の朗読も予定しております。
今しか聞けない、現代詩についての討議。ぜひご参加ください。
【出演者プロフィール】
田中庸介(たなか・ようすけ)
詩人。1969年東京生。
1988年度「ユリイカの新人」。
1989年より詩誌「妃」を主宰、22号を刊行、声のパフォーマンスに力を入れる。
これまでの詩集に『山が見える日に、』『スウィートな群青の夢』『モン・サン・ミシェルに行きたいな』。
米国ユング・ジャーナルの日本詩特集を共同編集(2016)、川崎市岡本太郎美術館、アーツ前橋、インドの全国詩祭等にて「数字短歌」のワークショップを開く。
大学では細胞生物学ならびに脳解剖学の教育・研究に従事。
宗近真一郎(むねちか・しんいちろう)
批評家・詩人。1955年大阪生。
1990年から2015年にかけて、ファイナンスやM&Aにかかわり、延べ18年、アメリカ、ロシア、フランス、ドイツに滞在。
2018年、『リップヴァンウィンクルの詩学』で第9回鮎川信夫賞。
他の著作に、『ポエティカ/エコノミカ』(2010年)、『パリ、メランコリア』(2013年)、『柄谷行人 〈世界同時革命〉のエチカ』(2019年)、『詩は戦っている。誰もそれを知らない。』(2020年)など。
永方佑樹(ながえ・ゆうき)
詩人。
2012年詩と思想新人賞、2019年詩集『不在都市』(思潮社)にて歴程新鋭賞を受賞。
テキストベースの詩作の他、映像や音・自然物等を使用し、詩を立体的に立ち上げる独自の「立体詩」を国内外で展開(ハーバード大学世界文学研究所サマーセミナー、仏サン・レミ美術館、吉祥寺シアター等)。
その一環として、きのくにトレイナート(JR西日本)やMIND TRAIL(吉野)など、社会やアートとリンクした活動も行う。
名古屋芸術大学非常勤講師。
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【配信での参加につきまして】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします。
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・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください。
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【書籍付き配信での参加につきまして】
・書籍の発送は国内に在住の方のみご利用いただけます。海外への発送は承っておりませんのでご注意ください。
・書籍はイベント後の発送となります。
【キャンセルにつきまして】
・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください。
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時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F
▼入場料(上記いずれも税別)
■配信チケット:1500円(税別)
■書籍つき配信参加:1500円+『ぴんくの砂袋』3800円
2021年2月28日(日)