こんにちは。映画ラボマネージャーのピカルこと岩田ひかるです。
天狼院書店では『人見知り』で知られ、『世界で一番挙動不審』のキャッチコピーを持つ私ですが、ここ最近で一番戸惑ったのがある映画館でのできごとです。
夜、学校の授業が終わり、映画館へ。
いつものようにセンターの座席をゲットし、余裕を持って上映開始10分前に着席。
ドキドキ。ワクワク。
興奮を抑えるのに必死な私の左隣に座ったのはあるカップル。
仲が良さそうな二人をほほえましく思いながら、メガネ装着&服装チェック。
最後に携帯の電源を切った私の右隣に座ったのはまたしてもカップル。
カップルに挟まれたー!!
気まずい。一人そわそわしながらも、こういう時、
「絶対にこのカップルたちよりも楽しんでやる!!」
と意気込むのが私です(笑)
大好きな映画。
恋人と見れば最高。
一人で観れば最強。
どんな状況でも最上級に楽しめる魔法が、私にとっての映画であります!!
そんな私が最近観た中で特におもしろかった映画が『キングスマン』。
ロンドンの高級テイラーに見せかけた「キングスマン」の実態はなんと、世界最強のスパイ機関だった!!
という斬新なスパイアクション映画。
キングスマンのエージェントであるハリーと、ハリーにスカウトされ真の紳士になるために奮闘するエグジー。
スパイでもあくまで「紳士」を貫くという姿勢がポイントで、工夫された武器がおもしろい。
そして、悪役のIT起業家が企てる殺人計画も、現代の環境問題と絡ませているのでいろいろ考えさせられ、ただの大胆な世界滅亡計画よりも深いたくらみである点も見どころ。
洋画の魅力を再認識できる、そんな映画でありました!!
……というのも、私は邦画派で洋画はあまり見る機会がなかったのです。
なぜなら、字幕を追うのが大変だから(笑)
字幕を見ると、どうしても役者の演技、表情に集中しきれていないような気がして、避けてしまっていたのです。
だけど、本当に魅力的な洋画は細かい字幕なんて吹っ飛んでしまうくらい映像がおもしろい!!
そう気付いた、『キングスマン』にそう気付かせてもらった私は、お気に入りの洋画の共通点を探してみることにしました。
自分はどんな洋画に惹かれるのだろう、と。
答えは、『師弟関係』でした。
『キングスマン』はもちろん、大好きな洋画である『グッド・ウィル・ハンティング』や『セッション』も師弟関係が描かれ、師の志が受け継がれていきます。
ストーリーには、それぞれの葛藤があり、変化があり、希望があります。
本編に登場する人たちだけではなく、その先もずっとその志は受け継がれていくのだろう。
もしかしたら、もう自分はそれを手にした「一人」になっているのかもしれない。
いとも簡単に想像させてくれる夢に溢れています。
映画ラボもずっと映画愛が続いていけばいい。
そんな願いを込めて、今回はこんなテーマでいきます。
今回のテーマは……
『正義』です!!
『正義』と聞いて、すぐに思い浮かぶものはヒーロー映画ですかね?
ただ、ここではもっと広い意味での『正しさ』です。
どんな映画でも、正しい行いをする人が登場するでしょう。
悪役ばっかりの映画、というのもそれはそれで気になりますが(笑)
みなさんが胸を打たれた『正しさ』をぜひ紹介していただきたいです。
たとえ、それが映画の中で、もしくは現実世界で法的に『悪』とされるものであっても。
登場人物に共感した、ということは、言い換えればその行為、感情を「正しい」と思ったということではないでしょうか?
例えば、恋愛映画の三角関係。
二人の男子に挟まれたヒロインはどちらを選んだらいい?
自分が好きな人? それとも、自分を好きな人?
決めた相手はあなたが選んだ『正しさ』だと思うのです。
そんな映画も現在公開中ですね(笑)
ちょっと堅いテーマに見えるかもしれませんが、自分が特に共感した部分を紹介すればいい、と気軽に考えていただいて大丈夫です。
逆に、テーマからは想像のつかない映画が登場するとめちゃくちゃ盛り上がったりします(笑)
それでは一緒に映画を通して『正義』を語り合いましょう!!
映画ラボ 《ピカル・グレード》
【概要】
日時:10月16日(金)19:30-21:00
19:00 受付開始
19:30 映画ラボ開始
21:00 映画ラボ閉会
参加費:¥1000+1オーダー
*年間パスポートをお持ちの方は、1オーダーのみでご参加いただけます。
定員:20名
場所:天狼院書店「東京天狼院」
持ち物:映画ラボへのワクワク。映画のDVD・原作本・関連本・パンフレットなど、ご紹介したいものがあれば是非お持ちください。
【注意事項】
参加者への他のイベント、セミナー、グループ、店、企業、その他への勧誘は固く禁じます。また、勧誘を見かけた場合はスタッフまでご一報ください。
【映画ラボ ピカル・グレードとは】
映画をほとんど観ない人から映画愛好家まで、すべての人に『映画と出合うきっかけ』をプレゼントする企画であり、それを映画への熱い思いだけで達成しようとするゆかいな挑戦です。