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多数派にもかかわらず、多くの男性が恥ずかしいと感じ、秘密にしようとする――、それが仮性包茎。
現実には女性は気にしていなくても、「女に嫌われる」との広告に煽られ、医学的には不要な手術に走る男たち。
この「恥」の感覚は一体どこから来たのか?
その起源をさぐるべく、江戸後期から令和まで、医学書から週刊誌まで膨大な文献を読み解き、その深層に迫った『日本の包茎』。
12年の歳月をかけて、社会学者の澁谷知美さんが書き上げました。
今回は、『迫りくる「息子介護」の時代——28人の現場から』 (光文社新書)、『介護する息子たち——男性性の死角とケアのジェンダー分析』(勁草書房)などの著作がある社会学者の平山亮さんをお招きし、男性の身体感覚とジェンダーをめぐって、あれこれ語り合います。
男性はなぜ仮性包茎を恥じるのか。とくに女性が気にしていなくても、男性器をめぐってマウントの取り合いが生じるのはなぜか。男性はいったい何にとらわれているのか?
これまであまり論じられることのなかった「男の謎」にぐぐっと迫ります!
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【出演者プロフィール】
澁谷知美(しぶや・ともみ)
1972年、大阪市生まれ。
東京大学大学院教育学研究科で教育社会学を専攻。
現在、東京経済大学全学共通教育センター准教授。博士(教育学・東京大学)。
ジェンダー及び男性のセクシュアリティの歴史を研究している。
著書に『日本の童貞』(文春新書→河出文庫)、『平成オトコ塾―悩める男子のための全6章』(筑摩書房)、『立身出世と下半身―男子学生の性的身体の管理の歴史』(洛北出版)など。
平山亮(ひらやま・りょう)
1979年、神奈川県生まれ。オレゴン州立大学大学院博士課程修了。
Ph.D.in Human Development and Family Studies. 東京都健康長寿医療センター研究所研究員などを経て、現在、大阪市立大学大学院文学研究科准教授。
ケアという視点から男性性を研究している。
主な著書に『迫りくる「息子介護」の時代――28人の現場から』(光文社新書、2014年)、『きょうだいリスク』(古川雅子と共著、朝日新書、2016年)、『介護する息子たち――男性性の死角とケアのジェンダー分析』(勁草書房、2017年)。
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時間 _ 19:00~21:00 (18:30オンライン開場)
場所 _ リアルタイム配信
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■書籍つき配信参加:1,500円+『日本の包茎——男の体の200年史』1,600円
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