※本イベントは配信(イベント後2週間のアーカイブ視聴含む)でご参加いただけるイベントです。
詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
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小説、戯曲のほか、旅行記、エッセー、童話など優れた作品を残し、今日まで最も人気のあるチェコ文学の代表的な作家・カレル・チャペック。
日本ではあまり取り上げられてこなかったチャペックですが、オフィスコットーネプロデュースにより、『母 MATKA』が5月13日から吉祥寺シアターで上演されます。
『母MATKA』は、カレルが庶民としての眼差しと、国家の未来を導き出す芸術家としての眼差しの間で、沢山の矛盾に苦しみながら生み出した作品です。
ひとつの家族を通して世界の縮図をまざまざと見せつけるこの戯曲は、彼が人間を愛しながらも人間に絶望する大きな葛藤を私たちに容赦なくぶつけてくる秀作です。
本作の演出を手掛けるのは、文学座所属の稲葉賀恵さん。
2月にはジャン=ポール・サルトルの『墓場なき死者』を演出するなど、大注目の演出家のひとり。
この『母 MATKA』上演を記念して、トークイベントを開催します。
ゲストは、かつて本屋B&Bで「母」をテーマに語り合ったおふたり、女優の町田マリーさんとライター・編集者の田中大介さんが登壇します。
女優として多忙な中、母親としての日々を過ごす町田さんの眼に、本作はどのように映るのか、本音のトークで展開してまいります。
演出家として、本作をいかに読み解き、作品として立ち上げるのか。
編集者や女優の立場から、本作をどう見るのか。
また、「母」という存在に対し、それぞれ何を思うのか……。
ご期待ください!!
【出演者プロフィール】
稲葉賀恵(いなば・かえ)
演出家。
劇団文学座座員。
13 年文学座アトリエの会『十字軍』で演出デビュー。
近年演出作品に日生劇場ピロティ・リーディング『マリアナ・ピネーダ』、文学座アトリエの会『野鴨』、おふぃす3○○『川を渡る夏』、新国立劇場『誤解』など多数。
2021 年2月オフィスコットーネ公演サルトル作『墓場なき死者』の演出を手掛ける。
田中大介(たなか・だいすけ)
1977年生まれ。
ライター・編集者。
映画雑誌編集者などを経て書籍編集者に。
ビジネス書、人文書、演劇関連書などの書籍を手掛ける。
ライターとして『えんぶ』『SPICE』などの媒体に寄稿するほか、演劇作品DVDのライナーノーツやプログラム編集・執筆も多数担当している。
町田マリー(まちだ・まりー)
1979年、千葉県生まれ。
女優。
立教大学在学中に劇団「毛皮族」の旗揚げに参加し、看板女優を務める。
09年、映画『美代子阿佐ヶ谷気分』で第31回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞するなど、ジャンルを問わず活躍。
17年には“家庭と演劇の両立”をテーマに演劇ユニット「パショナリーアパショナーリア」を立ち上げ精力的に活動をおこなっている。
2021年6月6日より、舞台『夜は短し歩けよ乙女』の出演が控えている。
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【配信での参加につきまして】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です
・配信はリアルタイム配信および2週間のアーカイブ視聴(用意出来次第、購入された方へご連絡)となっております
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください
・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください
【キャンセルにつきまして】
・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください
時間 _ 20:00~22:00
場所 _ リアルタイム配信
入場料 _ 配信参加 1,500yen(税別)
2021年5月5日(水)