2015年11月25日(水)

【代官山 自然科学塾】ナショナル ジオグラフィック日本版 創刊20周年 日本のエクスプローラー Vol.3 渡辺佑基 バイオロギングが明らかにする海洋動物の真の姿

会期:11/25蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース

2015年に創刊20周年を迎えた「ナショナル ジオグラフィック日本版」のフェアとトークイベントを開催します。
「ナショナル ジオグラフィック日本版」は今年、様々な分野で世界を舞台に活躍する、未知の知識への探求者「日本のエクスプローラー」に焦点を当て、その活動や研究を皆様に伝えてきました。
今回は、天文学者の大内正己氏、エジプト考古学者の河江肖剰氏、生物学者の渡辺佑基氏をお招きし、3回にわたって直接その貴重な成果や体験をお話しいただきます。

Vol.3では、生物学者の渡辺佑基氏が、動物に記録装置を取り付ける「バイオロギング」ではじめて明らかになった、海の生きものたちの驚くべき行動や生態を紹介します。ペンギンの電光石化のエサ採りや、魚のスピード比較、そして、いま最も力を入れているサメ調査などを、貴重な動画や写真を使ってくわしく解説。また、南極や北極をはじめ、世界各地を飛び回る氏ならではの調査の様子や裏話にもご期待ください。

また、フェアでは「ナショナル ジオグラフィック日本版」のバックナンバーや宇宙、生物、歴史といった分野の関連書籍ほか、「エクスプローラーが選ぶ本」も揃えました。ぜひ店頭へお越しください。

「ナショナル ジオグラフィック」とは…
「未知の地球をわかりやすく伝える」との編集方針のもとに、自然・動物から人々の暮らし、科学など、地球で起きているすべてのことを伝える雑誌で、世界180ヵ国で計850万部発行されています。たくましく生きる動物たちの生態、失われゆく生物多様性の現実、地球の温暖化や異常気象の影響、古代遺跡の新たな発見、宇宙探査の最新成果など、新聞やテレビ、雑誌ではほとんど目にすることのできない「地球の今」を、いきいきとしたルポルタージュと驚きの写真で紹介します。ナショナル ジオグラフィックの購読料金の一部は、世界的な調査・研究活動に寄付されています。
「ナショナル ジオグラフィック日本版」は1995年4月、ナショナル ジオグラフィックの初の外国語版として創刊されました。
URL : http://natgeo.nikkeibp.co.jp/

【参加方法】
代官山 蔦屋書店 1号館1階レジカウンター、もしくはお電話、オンラインストアにて対象商品
1.『ナショナル ジオグラフィック 日本版 2015年11月号(最新号)』と参加チケットのセット 1500円(税込)
2.参加チケットのみ 800円(税込)
いづれかのご購入でご参加いただけます。

【対象商品】
『ナショナル ジオグラフィック 日本版 11月号(最新号)』(日経BPマーケティング/1070円税込)

【定員】
60名

【ご注意事項】
・『ナショナル ジオグラフィック 日本版 11月号(最新号)』は、10月30日(金)の発売を予定しております。発売日より前のお渡しはできませんので、ご了承ください。
・参加券の配布は御一人様1枚までとさせていただきます。
・定員に達し次第、受付を終了させて頂きます。
・スマートフォン、カメラ等での録画、録音は禁止とさせていただきます。

【プロフィール】
渡辺佑基氏
北極海の世界一のろい魚であるニシオンデンザメから南極のアデリーペンギンまで、「バイオロギング」という手法を駆使して、海の動物たちの自然な姿をまるで魔法のように次々と解き明かしてゆく渡辺佑基さん。
クロマグロの平均スピードは時速7キロ。マンボウの泳ぎ方はペンギンそっくりだった。ペンギンは1時間に160回もエサを捕まえるなど、対象とする生きものとその生態は多岐にわたる。
2011年には学術分野全般で優れた実績を積み上げた人に贈られる山崎賞を受賞。2014年は『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』で毎日出版文化賞を受賞し、活躍の場をますます広げている。
1978年生まれ。国立極地研究所生物圏研究グループ助教。

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