【ジュンク堂 池袋本店】
【内容紹介】
名実ともに日本を代表する建築家であり、世界中で建築作品を実現する隈研吾。
東京大学での最終講義をまとめた書籍『くまの根』では、各界を代表する22人のゲストを迎えて、隈建築の創造性のルーツをめぐる濃密な対話が繰り広げられている。
『時がつくる建築』(東京大学出版会、2017年)において、建築の再利用という価値観に光をあて、現代建築の閉塞に一石を投じた建築史家の加藤耕一は、次回作で建築の素材感や建て方の歴史に着目し、とりわけ隈建築に強い関心を示している。
はたして、隈建築は、建築の長い歴史からみて、なにが革新的なのだろうか。
気鋭の建築史家とともに、隈の活動をたどりながら、建築の未来としての「くまの芽」について語らう。
【講師紹介】
隈研吾(くま・けんご)
1954年生まれ。建築家。
東京大学特別教授・名誉教授。
主な著書=『建築家になりたい君へ』(河出書房新社、2021)、『点・線・面』(岩波書店、2020)、『ひとの住処 1964-2020』(新潮新書、2020)、『負ける建築』(岩波現代文庫、2019)、『自然な建築』(岩波新書、2018)など多数。
建築作品の近作=《ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム》(2020)、《明治神宮ミュージアム》(2019)、《V&A Dundee》(2018)など話題作多数。
加藤耕一(かとう・こういち)
1973年生まれ。西洋建築史。
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授。博士(工学)。
主な著書=『時がつくる建築──リノべーションの西洋建築史』(東京大学出版会、2017)、『ゴシック様式成立論』(中央公論美術出版、2012)、『「幽霊屋敷」の文化史』(講談社現代新書、2009)ほか。
訳書=P・デイヴィース『芸術の都 ロンドン大図鑑──英国文化遺産と建築・インテリア・デザイン』(監訳、西村書店、2017)、H・F・マルグレイヴ『近代建築理論全史1673-1968』(監訳、丸善出版、2016)、S・ウダール+港千尋『小さなリズム──人類学者による「隈研吾」論』(監訳、鹿島出版会、2016)などがある。
<注意事項>
・ご参加いただくためには、ZOOMを視聴できる環境が必要です。お手数ですが下記より、PC/スマホでアプリを入手お願いいたします。ご購入いただくと、配信URLの記載されたテキストファイルをダウンロードしていただくことができます。
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