「神仏」や「宗教」「まじない」や「信心」「信仰」といった言葉から、皆さんは何を思い浮かべるでしょう。
またコロナ禍に見舞われている現在、宗教文化はどんな意味を持つのでしょうか。
そうした疑問や難題にヒントを与えてくれる民俗学者・畑中章宏さんの『日本疫病図説』、宗教学者の岡本亮輔さんの『宗教と日本人―葬式仏教からスピリチュアル文化まで』が刊行されました。
日本人の宗教心や信仰心は薄れてきたのか、それとも縄文以来の自然崇拝がスピリチュアル文化として受け継がれているのでしょうか?
精神文化や民俗文化と呼ばれてきたものは、現代社会でどのように機能したり、消費されたりしているのかを、お二人に話し合っていただきます。
ぜひご期待ください。
【プロフィール】
畑中 章宏 (はたなか・あきひろ)
1962年、大阪生まれ。民俗学者・作家。
著書に『柳田国男と今和次郎―災害に向き合う民俗学』(平凡社新書)、『災害と妖怪―柳田国男と歩く日本の天変地異』(亜紀書房)、『天災と日本人―地震・洪水・噴火のフォークロア』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『関西弁で読む遠野物語』(エクスナレッジ)、『五輪と万博―開発の夢、翻弄の歴史』(春秋社)、『日本疫病図説―絵に込められた病魔退散の祈り』ほか。
6月10日には『廃仏毀釈―寺院・仏像破壊の真実』を刊行。
岡本 亮輔 (おかもと・りょうすけ)
1979年、東京生まれ。北海道大学准教授。筑波大学修了。博士(文学)。
著書に『聖地と祈りの宗教社会学』(春風社 2012年、日本宗教学会賞受賞)、『聖地巡礼』(中公新書 2015年、英訳『Pilgrimages in the Secular Age』)、『江戸東京の聖地を歩く』(ちくま新書 2017年)、共編著『宗教と社会のフロンティア』(勁草書房 2012年)、『フィールドから読み解く観光文化学』(ミネルヴァ書房 2019年、観光学術学会教育・啓蒙著作賞)など。
近刊に『宗教と日本人―葬式仏教からスピリチュアル文化まで』(中公新書 2021年)、『いま私たちをつなぐもの―拡張現実時代の観光とメディア』(弘文堂 2021年)。
【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Peatix」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。
【対象商品】
・イベント参加券 1,300円(税込)
・書籍『日本疫病図説』(笠間書院・1,760円/税込)+イベント参加券(1,000円/税込)+送料(500円/税込) セット 3,260円(税込)
・書籍『宗教と日本人』(中央公論新社・902円/税込)+イベント参加券(1,000円/税込)+送料(500円/税込) セット 2,402円(税込)
・書籍『日本疫病図説』(笠間書院・1,760円/税込)+ 書籍『宗教と日本人』(中央公論新社・902円/税込)イベント参加券(500円/税込)+送料(500円/税込) セット 3,662円(税込)
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受付締め切り: 2021年6月26日(土) 14:00まで
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