【ジュンク堂 池袋本店】
【内容紹介】
いま、私たちは精神分析にどのような力を、そしてどのような未来を見いだすことができるでしょうか。
また哲学や思想の世界で、精神分析はどのようなインパクトを持ちうるでしょうか。
それを考えるためのヒントは歴史のなかに、つまり精神分析のこれまでの歩みのなかにあります。
今回は、『精神分析の再発明 フロイトの神話、ラカンの闘争』(岩波書店)の刊行を記念して、精神分析と思想の歴史を振り返りながら、ジャック・ラカンの足跡についてあらためて考えてみたいと思います。
本書でデビューを果たした著者の工藤顕太氏、そして日本のラカン研究の最前線に立つ松本卓也氏を迎えた特別企画です。
今年で生誕120周年、没後40周年を迎えるラカン。
この精神分析家の挑戦の数々を振り返り、「なぜ、いまラカンなのか」を語り尽くすトークセッションです。
ぜひご参加ください。
【講師紹介】
工藤顕太(くどう・けんた)
1989年東京都生まれ。
専門は精神分析、哲学を中心とした思想史。
早稲田大学文学部フランス語フランス文学コース卒業。
日本学術振興会特別研究員DC1、パリ高等師範学校留学などを経て、2019年2月に早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。
博士(文学)。
現在は日本学術振興会特別研究員PD(京都大学人文科学研究科)。
早稲田大学、群馬県立女子大学にて非常勤講師。
論文に「精神分析運動の政治史のために――ベルリン、リオ・デ・ジャネイロ、パリ」(『思想』2021年7月号、岩波書店)など。
松本卓也(まつもと・たくや)
1983年、高知県生まれ。高知大学医学部卒業。
自治医科大学大学院医学研究科博士課程修了。博士(医学)。
現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は、精神病理学。
主な著書に、『人はみな妄想する』(青土社)、『享楽社会論』(人文書院)、『〈つながり〉の現代思想』(共編、明石書店)、『症例でわかる精神病理学』(誠信書房)、『創造と狂気の歴史』(講談社メチエ)など。主な訳書に、ヤニス・スタヴラカキス『ラカニアン・レフト』(共訳、岩波書店)など。
<注意事項>
・ご参加いただくためには、ZOOMを視聴できる環境が必要です。お手数ですが下記より、PC/スマホでアプリを入手お願いいたします。ご購入いただくと、配信URLの記載されたテキストファイルをダウンロードしていただくことができます。
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