2021年11月5日(金)

【本の街で、こころの目線に合わせる】「感覚のちがい」「もののとらえ方のちがい」ってなんだろう? ――感覚過敏を探検する

井手正和×細尾ちあき
2021.11.05 FRI
19:00 – 20:30

当事者以外にはなかなか伝わらない障害や病気を抱えての暮らし。

その日常を、本を通じて発信する人々がいます。

神保町ブックセンターでは、彼らをとりまく支援者や研究者などを交え、当事者としての彼らの話に耳を傾け、障害について共に考えるイベントを開催いたします。

「子どもの気持ちを知る絵本」シリーズ(ゆまに書房)、『生きる冒険地図』(学苑社)の著者・チアキ(細尾ちあき)さんから、感覚過敏の特性や、当事者としての感覚過敏体験、「表現」についてお伺いし、国立障害者リハビリテーションセンター研究所・研究員の井手先生からは、研究者の視点からお話いただきます。絵本や原画、ドローイングを紹介しながら、参加者のみなさまとフリートークで目線合わせの可能性を探ります。

井手正和(イデマサカズ)
国立障害者リハビリテーションセンター研究所・研究員。自閉スペクトラム症にみられる感覚や運動の特徴について、心理学・脳科学の立場から研究を行う。専門は認知神経科学。研究で明かされた知識を一般に分かりやすく伝えるためのアウトリーチ活動も積極的に行う。

細尾ちあき(ホソオチアキ)
NPO法人ぷるすあるは、制作担当。看護師。
ぷるすあるはは、精神保健に関するさまざまな情報発信を、絵本制作、ウェブサイト運営を通して行っている。著書に、「家族のこころの病気を子どもに伝える絵本」シリーズ、「子どもの気持ちを知る絵本」シリーズ(ゆまに書房)、『生きる冒険地図』(学苑社)など。絵本のお話と絵、全てのイラストを担当。感覚過敏の特性をもち、自身の体験や感覚が制作に反映されている。

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