【ジュンク堂 池袋本店】
【内容紹介】
「人間拡張」という思想は、「身体能力の強化」「視覚や聴覚といった知覚の増強」「認識能力の拡大」「場所の制約を取り払う存在の拡張」という4つの方向から語られることが多い。
サイボーグ化・遺伝子操作による身体強化や、他者と過剰に接続した社会の先に待つものとは何か。
その見取り図を、2月刊『ネオ・サピエンス誕生』の著者である吉川浩満さんと塚越健司さんが熱く論じます。
●医療技術や電子機器を活用することで、脳や身体に何らかの改変を施し、新たな能力の開発を目指す「バイオハッキング」とは
【トークテーマ】
●「BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)」「BCI(ブレイン・コンピュータ・インターフェース)」の進歩
●「ポストヒューマン(人間以後の新しい種)」は誕生するか
●身体強化の先に待つもの
●過剰なつながりが対立を引き起こす
※なお、当日は本書を読まれた方からのご質問にもお答えいたします。
【講師紹介】
塚越健司(つかごし・けんじ)
情報社会学者。拓殖大学非常勤講師。
1984年、東京都生まれ。
研究対象はミシェル・フーコーから、ウィキリークス・ハッカー文化までネット社会の諸現象に及ぶ。
著書『ハクティビズムとは何か』(SB新書)、『ニュースで読み解くネット社会の歩き方』(出版芸術社)など。
吉川浩満(よしかわ・ひろみつ)
文筆家、編集者。
1972年、鳥取県生まれ。
慶應義塾大学総合政策学部卒業。
国書刊行会、ヤフーを経て、現職。
著書に『理不尽な進化 増補新版』(ちくま文庫)、『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(河出書房新社)など。
<注意事項>
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