【MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店】
※オンラインイベントです*
絵本『ぼく』(作・谷川俊太郎 絵・合田里美 岩崎書店)の刊行を記念して、作者の谷川俊太郎さん、絵を描かれた合田里美さん、編集を担当された筒井大介さんによるオンライントークイベントを開催致します。
死をめぐる絵本のシリーズ「闇は光の母」の中の1作として刊行された本作品において、谷川俊太郎さんは「自死」というテーマに向き合い、試行錯誤を重ね、時に悩み、迷いながら言葉を紡がれました。
「ぼくは しんだ」で始まる、ある少年の独白からなるその文章に絵をつけたのは、イラストレーターの合田里美さん。
初めての絵本にして、とても難しいテーマに向き合うことになりました。
谷川さんの言葉を元にどのようにイメージを広げ、世界を作り、どんな風に「ぼく」を描くのか。
その創作の過程で、谷川さん、合田さん、そして編集担当の筒井さんとの間でどのようなやりとりが交わされたのか。
完成した絵本だけでなく、ラフなど途中経過の素材を公開しつつ、大いにお話いただきます。
【チケット】
視聴のみ 1650円
書籍付き 2970円(送料別途370円)
お申し込みは下記ウェブサイトにて↓
オンラインイベントHP書籍視聴チケット購入ページ
【プロフィール】
谷川俊太郎(たにかわ しゅんたろう)
詩人。1931年東京生まれ。
1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。
1962年「月火水木金土日の歌」で第四回日本レコード大賞作詩賞、1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、1983年『日々の地図』で第三十四回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で第一回萩原朔太郎賞など受賞・著書多数。
詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表している。
合田里美(ごうだ さとみ)
1984年兵庫県生まれ。
MJ イラストレーションズで学ぶ。
書籍装画、挿絵、広告などを中心に活動。
書籍装画の仕事に『一膳めし屋丸九』シリーズ(中島久枝角川春樹事務所)、『あたしたち、海へ』(井上荒野 新潮社)、『金の角持つ子どもたち』(藤岡陽子 集英社)、児童書の仕事に『その年、わたしは嘘をおぼえた』(ローレン・ウォーク 訳・中井はるの・中井川玲子 さ・え・ら書房)、『12歳で死んだあの子は』(西田俊也 徳間書店)などがある。
筒井大介(つつい だいすけ)
1978年大阪府生まれ。
フリーランスの絵本編集者。野分編集室主宰。
担当した絵本に『ドクルジン』(ミロコマチコ)、『ぼくはいしころ』(坂本千明)、『ネコヅメのよる 』(町田尚子)、『わたしは しなない おんなのこ』(小林エリカ)、『バスザウルス』(五十嵐大介)、『てがみがきたな きしししし』(網代幸介)など多数。
『ブラッキンダー』(スズキコージ)、『オオカミがとぶひ』(ミロコマチコ)がそれぞれ第14回、第18回日本絵本賞大賞を、『こどもたちは まっている』(荒井良二)が第26回日本絵本賞を受賞。
『オレときいろ』(ミロコマチコ)が2015年度のブラティスラヴァ世界絵本原画展において「金のりんご賞」を受賞した。
編著に『あの日からの或る日の絵とことば 3.11と子どもの本の作家たち』がある。
水曜えほん塾、nowaki絵本ワークショップを主宰し、作家の発掘や育成にも力を注いでいる。