2022年2月25日(金)

藤原辰史 × 三砂慶明トークイベント「本を読むとはどういうことか」 『千年の読書』(誠文堂新光社)刊行記念

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梅田 蔦屋書店の人文コンシェルジュ、三砂慶明が初の著書『千年の読書』を上梓しました。
なぜ人生には本が必要なのか?
そのことを本棚から考えた読書エッセイです。

藤原辰史さんは、専門の歴史学を中心に、農業史と環境史の視点から、20世紀の食と農の歴史や思想について研究されています。

これまでの著作では、『カブラの冬』や『稲の大東亜共栄圏』では戦争や飢餓を、『ナチス・ドイツの有機農業』や『ナチスのキッチン』ではナチズムを、『トラクターの世界史』では技術を、『給食の歴史』では身近な給食をテーマに、私たちの歴史に新しい光を投げかけてきました。

今回のイベントでは、藤原さんが、実は読書が嫌いだったというお話を端緒に、『食べるとはどういうことか』で12歳〜18歳の中高生と、三つの問いを中心に白熱した議論を展開したように、「本を読むとはどういうことなのか?」を参加者の皆様と一緒に考えたいと思います。

・いままで読んだ中で、もっとも面白かった本は何か?
・本を読むとはどういうことか?
・人間にはなぜ本が必要なのか?

ご参加いただいた皆様からの質問も、時間の限り承ります。質問や回答もぜひお願いいたします。
一緒に、読書を楽しみましょう。

【 著者・ゲストプロフィール 】
三砂慶明(みさご よしあき)
1982年、兵庫県生まれ。
大学卒業後、株式会社工作社などを経てカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社入社。
梅田 蔦屋書店の立ち上げから参加。
これまでの主な仕事に同書店での選書企画「読書の学校」やNHK文化センター京都教室の読書講座にて「人生に効く!極上のブックガイド」などがある。
「WEB 本がすき。」(光文社)などで読書エッセイを連載。
本と人とをつなぐ「読書室」主宰。

藤原辰史(ふじはら たつし)
1976年、北海道旭川市生まれ、島根県横田町(現奥出雲町)出身。
1995年、島根県立横田高校卒業。
1999年、京都大学総合人間学部卒業。
2002年、京都大学人間・環境学研究科中途退学、同年、京都大学人文科学研究所助手(2002.11-2009.5)、東京大学農学生命科学研究科講師(2009.6-2013.3)を経て、現在、京都大学人文科学研究所准教授。
主な著書に『ナチス・ドイツの有機農業』(第1回日本ドイツ学会奨励賞)、『カブラの冬』、『稲の大東亜共栄圏』、『ナチスのキッチン』(第1回河合隼雄学芸賞)、『食べること考えること 』、『トラクターの世界史』、『戦争と農業』、『給食の歴史』(第10回辻静雄食文化賞)、『食べるとはどういうことか』、『分解の哲学』(第41回 サントリー学芸賞)、『縁食論』、『農の原理の史的研究』がある。
2019年2月には、第15回日本学術振興会賞受賞。

◼︎ 開催日
2022年2月25日(金)

◼︎ 開催時間
18:30〜20:00(開場時間:18:00)

◼︎ 参加費
◎オフライン(梅田 蔦屋書店にご来店) 定員:65名
1,650円(税込)

◼︎ 申し込み方法
梅田 蔦屋書店オンラインショッピングにてお申し込みください。
※オンラインショッピングでは決済のみとなり、チケットの発送はございません。
イベント当日にお渡しします。

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